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銀行口座と他社クレカの一体化も

APIエコノミーで新しい世界広げる、IBM FinTech Meetingから

2015年11月12日 09時00分更新

文● 吉田ヒロ

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決済関連APIを提供し、安心安全な商取引を実現するペイパル

 ライトニングトーク2人目の登壇者は、ペイパルの岡村純一氏。安心安全をアピールするためにヘルメットを着用してのプレゼンでした。

ペイパルの岡村純一氏

 PayPalもAPIを公開しており、Classic APIでは通常決済や継続決済(サブスクリプション)などの機能を提供しています。PayPalの支払いが可能な通販サイトなどはこのAPIを使っているわけですね。

 そのほか、連鎖支払いなどに対応したAdaptive API、OAuthとREST(REpresentational State Transfer)を組み合わせたREST APIなどを提供しています。岡村氏よると、「PayPalは個人情報やクレジットカード情報も所持しているが、これらはAPIで公開していない」とのこと。オープンAPIと聞くと個人情報がすべて抜かれてしまう心配があるかもしれませんが、実際にはAPIを提供する側が出せる情報を決められるので、セキュリティー面で問題になることはまずないわけです。

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