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容積わずか1.2リットルのマイクロフォームファクタ筐体にも注目

4K解像度のオールインワンPCも! デルの『OptiPlex』『Vostro』計9製品がリニューアル

2015年11月05日 15時27分更新

文● 松野/ASCII.jp

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本体容積わずか1.2リットルのOptiPlex 7040 マイクロフォームファクタ

 デルは11月5日、法人向けデスクトップPC『OptiPlex』シリーズ6製品および『Vostro 3000シリーズ デスクトップ』シリーズ3製品を発表した。いずれも11月6日に販売開始する。

 OptiPlexシリーズは、『OptiPlex 5040 スモールフォームファクタ』『OptiPlex 5040 ミニタワー』『OptiPlex 7040 スモールフォームファクタ』『OptiPlex 7040 ミニタワー』『OptiPlex 7040 マイクロフォームファクタ』『OptiPlex 7440 オールインワン』の6製品をラインアップ。今回発表の製品から、モデル型番のナンバリングルールをコンシューマー向け製品と統一。3000番台がエントリー、5000番台がメインストリーム、7000番台がプレミアムとし、製品特製が把握しやすくなっているとした。

OptiPlex 7040 スモールフォームファクタ(左)とOptiPlex 7040 ミニタワー(右)

 OptiPlex 7040は、容積7.8リットルのスモールフォームファクタ、および容積14.8リットルのミニタワーに加え、わずか容積1.2リットル(本体サイズおよそ幅17.8×奥行き3.6×高さ18.2cm)のマイクロフォームファクタ筐体でも提供される。CPUは最新の第6世代Core i5、Core i7から選択でき、メモリーは最大32GB(DDR4)まで対応(マイクロフォームファクタは最大16GBまで)。ストレージは最大2TBまでのHDDのほか、PCI Express接続のSSDなどを選択可能。オプションでAMD製、NVIDIA製グラフィックスも搭載可能(マイクロフォームファクタは内蔵グラフィックスのみ)。OSはWindows 10 Home(64bit)、Windows 10 Pro(64bit)、Windows 8.1 Standard(64bit)、Windows 8.1 Pro(64bit)、Windows 7 Professional SP1(64bit)から選択する。最小構成価格はOptiPlex 7040 スモールフォームファクタが11万1980円(税別、送料込み、以下同)から、OptiPlex 7040 ミニタワーが12万980円から、OptiPlex 7040 マイクロフォームファクタが11万1980円から。

OptiPlex 5040 スモールフォームファクタ(左)とOptiPlex 5040 ミニタワー(右)

 OptiPlex 5040は、容積7.8リットルのスモールフォームファクタ、および容積14.8リットルのミニタワー筐体で提供される。CPUは最新の第6世代Core i5、Core i7から選択でき、メモリーは最大16GB(DDR3)まで対応。ストレージは最大1TBまでのHDDのほか、PCI Express接続のSSDなどを選択可能。オプションでAMD製グラフィックスも搭載可能。OSはWindows 10 Home(64bit)、Windows 10 Pro(64bit)、Windows 8.1 Standard(64bit)、Windows 8.1 Pro(64bit)、Windows 7 Professional SP1(64bit)から選択する。最小構成価格はOptiPlex 5040 スモールフォームファクタが9万1980円から、OptiPlex 5040 ミニタワーが9万6980円から。

23.8インチ液晶採用のOptiPlex 7440 オールインワン。4K液晶モデルもラインアップする

 OptiPlex 7440 オールインワンは、23.8インチ液晶を採用した液晶一体型PC。CPUは最新の第6世代Coreで、メモリーは最大16GB(DDR4)まで対応。ストレージは最大2TBまでのHDDのほか、PCI Express接続のSSDなどを選択可能。また、4K解像度(3840×2160ドット)の液晶を採用したモデルも販売する。オプションでAMDのRADEON R7 A370を搭載可能。OSはWindows 10 Home(64bit)、Windows 10 Pro(64bit)、Windows 8.1 Standard(64bit)、Windows 8.1 Pro(64bit)、Windows 7 Professional SP1(64bit)から選択する。最小構成価格は12万4980円から。

Vostro 3000シリーズはミニタワー筐体とスモールフォームファクタ筐体をラインアップ

 エントリー向けでコストパフォーマンスに優れるVostro 3000シリーズは、ミニタワー筐体採用の『Vostro 3650 ミニタワー』『Vostro 3653 ミニタワー』、およびスモールフォームファクタ筐体採用の『Vostro 3250 スモールフォームファクタ』の計3製品をラインアップ。従来モデルから筐体体積を最大50%削減し、重量は30%以上削減したモデルとなる。3モデルともCPUは第6世代Core i5を選択でき(Core i3、Core i7モデルは後日販売開始)、メモリーは4GBもしくは8GB(Vostro 3250 スモールフォームファクタは4GBのみ)、ストレージは500~1TBのHDD。最小構成価格は、Vostro 3250 スモールフォームファクタが7万7980円、Vostro 3650 ミニタワーが8万9980円、Vostro 3653 ミニタワーが8万2980円から。

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