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重要度の低いメールは一括処理する

Googleの開発者に聞いた! 「Inbox」の使いこなし術

2015年11月05日 09時00分更新

文● 柳谷智宣 編集●飯島恵里子/ASCII.jp

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「スロットル」機能で重要度の低いメールは一括処理する

 筆者が愛用しているのは、スロットル機能だ。迷惑メールを抜いても1日に何百通ものメールが届くが、その大半はまともに読まなくてもいい内容だ。この管理がなかなか面倒。しかし、ここで「今後10年間に必要とされるメールアプリ」を目指しているInboxの機能が活躍する。

「マネー」や「ショッピング」といったカテゴリーごとにメールがまとめられる

カテゴリーを開き、上部の歯車アイコンをタップする

「カテゴリを表示」をタップする

表示タイミングを変更できる

 例えば、ネットバンクを利用したり、アプリを購入すると、履歴メールがどんどん届く。心当たりがあれば、個別のメールはそれほど中身を読まないので、邪魔なメールのひとつだ。ネットバンクであれば、Inboxではこれらが自動的にバンドルされ、「マネー」という項目にまとめられる。これだけでもとても便利なのに、さらにスロットル機能により、マネーカテゴリーのメールを1日1回とか週に1回のみ表示するという設定にできる。これをうまく活用すれば、ビジネスのオンタイムは本当に重要なメールのみを扱う、といったことができる。メールを大量に送受信する人ほど、この機能のありがたみを体感できるだろう。

PCのブラウザでもInboxを利用できる

 以上が、Inboxの特徴的な機能の使い方となる。Inboxのリリースを見た時に、最初に感じたのが「日本語のメールをちゃんと自動分類できるのか?」ということ。分類できないだけなら問題は起きないが、異なるカテゴリーにまとめられると面倒だからだ。しかし、筆者はここしばらく使い倒しているが問題が起きたことはない。PCではInboxではなく、普通のメールアプリ(Shuriken)を使っているので、受信メールには一通り目を通しているが、Inboxで大きなミスを見つけたことはない。そろそろ、PCのメインメールもInboxにしてもいいかな、と考えているところだ。


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