ストラップアクセサイズでシャッターも切れる大音量スピーカー「LBT-SPCB01AV1」が小便利!
2015年11月03日 12時00分更新
スマホやノートPCに搭載されているスピーカーは、AV性能を重視したモデルでもない限りは、それなりの音しか出ないものが多い。
そういった背景もあり、USB DACやスピーカーが周辺機器としての注目を集めているが、出先やキッチンなど、一定以上の騒音値がある環境下で、ある程度の大きさで音楽を聴きたいときとなると、ちょうどいい製品はまだ少ない。
バッテリー搭載するポータブルスピーカーでは大きすぎて持ち運びが億劫と考えた場合、今回紹介するエレコムの「LBT-SPCB01AV1」(実売価格 2600円前後)は、携行性に特化したポータブルスピーカーだといえる。
小型キューブ形状でおもちゃっぽいビジュアルだが……
スマホの約3倍の大音量を実現
LBT-SPCB01AV1のサイズは29.5×29.5×28.5mm、つまり約3cmのキューブ形状で重さは約20g。いわゆるストラップアクセサリーに似たサイズと重さだ。
電源はバッテリーを内蔵しており、カタログスペックによると連続待受約20時間、連続音楽/通話時間は約1.5時間となっている。
実際にバッテリー駆動時間を連続音楽再生の場合で3回実行してみたところ、約1時間20分前後になった。
コンパクトすぎるボディーなのでバッテリー駆動時間の短さは仕方ない部分だが、それでも1時間以上動作するのであれば、ちょっとスピーカーで鳴らしたいといったシーンは十分にクリアできる。充電はmicroUSBで行ない、ノートPCやモバイルバッテリーを充電器として使用できるため、電源問題の回避はしやすいだろう。
なおカラバリは6種類用意されており、写真の場合はオレンジ×シアンになる。
スピーカーや機能を見てみると、まずスピーカーは、直径23mm、2Wのモノラルスピーカーを搭載している。エレコムによると、従来のスマホよりも3倍の大音量を実現しているという。
スマホのスピーカーで厳しいシーンは、室内であれば、キッチンで洗い物をしているときなどだが、そういった場合でもちゃんと音が聞こえるレベルだった。
スマホよりも大音量であるのは確かだし、キャンプや行楽先でのちょっとしたスピーカーとしても実用性があるといえるだろう。
また、マイク入力も備えているため、卓上での通話デバイスとしても活用できるほか、プレゼンやイベント時などでも活用できる可能性を秘めている。
付属品には、スマホのイヤホンジャックを利用するタイプのストラップと、充電用ケーブルがある。また後述しているが、電源ボタンに該当するマルチファンクションボタンで、いくつかの機能切り替えがあるため、マニュアルに目を通しておく必要性は高め。
(次ページに続く、「意外とわかりやすい音を出す 音量もなかなか大きい」)
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