ハイレゾ対応のオーバーヘッド・ヘッドホン「EHP-OH1000」シリーズがエレコムから発売された。エレコムといえばパソコン周辺機器を数多く手掛けるメーカーだが、なぜかこの1~2年、高音質なイヤホンやヘッドホンに力を注ぎ込んでおり、コンスタントに製品を提供し続けてきた。その結果、オーディオメーカーとしての地位をぐんぐんと押し上げている。そんな新製品を速攻で入手&試聴してみた。
新たな世界をのぞき見したいスマホユーザーにも
適したハイレゾ入門ヘッドホン
「EHP-OH1000」シリーズは、エレコム初のハイレゾ対応オーバーヘッド・ヘッドホンである。これまでは、ハイレゾ・イヤホンとしてミドルクラス(EHP-CH2000シリーズ)やハイエンドクラス(EHP-CH3000。なぜかザク色)をリリースしてきた。
しかし、オーバーヘッドタイプは「LBT-OH100」をはじめとしたブルートゥース・ヘッドホンがメインだったこともあり、今回が満を持してのハイレゾ対応タイプの登場となる。
まず次ページではスペックを中心に見ていこう。
オリジナルのハイレゾ試聴用楽曲をアーティストとのコラボで作成したと思ったら、先頃はFM5局のキャンペーンライブ「FOR THE NEXT」に初冠協賛するなど、オーディオ参入の本気度合いがますます高まっているエレコム。今後の展開にも期待が持てる(個人的にはコンパクトなワイヤレスイヤホン希望!)。
(次ページでは、「大口径ドライバーとチタン振動板を採用。全域の解像度・臨場感が◎」)