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肉食ナベコの「なんでも食べてみる」 第4回

ピカソやガウディも虜になった高級生ハム、「イベリコベジョータ」40ヵ月熟成も提供

成城石井のワインバーが本格的で安い! 

2015年09月27日 12時00分更新

文● ナベコ

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ステーキが銘柄牛に!成城石井ならではのコスパ

 『Le Bar a Vin 52 AZABU TOKYO』の今回のリニューアルでもうひとつの目玉が、人気のグリル料理の“国産黒毛和牛”を“銘柄牛”に変更した点。銘柄牛というと、松坂牛とか神戸牛とか、日本屈指の高級牛ですよ。国産黒毛和牛の中でも、厳選された肉質のものです。

 10月1日からリニューアル提供となる『銘柄黒毛和牛 赤身希少部位のグリル』は、銘柄牛の希少部位、ランプ、イチボ、シンシンといった部分を厚切りで楽しめる贅沢なステーキ。価格は2、3人分のボリュームで3580円です。この価格は銘柄牛のステーキと考えるとかなりリーズナブル。

 試食で田村牛のランプをいただきましたが、どっしりとした食べ応え、噛むごとに増してくる旨みに、とろけるようでした。

 銘柄牛をこの価格で提供できるのは、牛を一頭買いして希少部位をワインバーで使用、ほかの部位をスーパーで販売するといった、スーパーならではの強みを生かしているからとうこと。

 当然、海外からの輸入力も強いので、調味料のマスタードや塩、ピクルスもフランスから直輸入。本格的な味わいですよ。

話題のスーパーフードとりいれたメニューも

 さらに、“健康”に注目して、キアヌやチアシードといった“スーパーフード”を取り入れたメニューも加わりました。

  『キヌアと13品目のシェフズサラダ』(980円)
 『キヌアを使用した三重県産赤卵と北海道産純生クリームの自家製クレームブリュレ』(480円)

は、どちらもプチプチしたキアヌの食感がおもしろい、ヘルシーでありながらボリュームたっぷりのメニューです。

 さらに、“ゆるやかな糖質制限食”である『ロカボ』に注目し、『ロカボ』に相応しいメニューには糖質量を記載するといった工夫も導入されます。実は生ハムなど西洋料理は低糖質のものが多く、糖質を気にする人も気兼ねなく食べられる料理がたくさん。数値が明示されることで、さらにロカボ的にも安心してメニュー選びできるわけです。

やるな、成城石井!生ハム食べ放題も実施中だ!(次ページ)

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