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Google Play Musicはスペックに抜かりなし

Google Play MusicとApple Musicを早速比較してみた

2015年09月05日 12時00分更新

文● 四本淑三

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 「おいGoogle、お前もかよ」

 9月3日お昼前に定額音楽配信サービス「Google Play Music」の日本国内サービスインが発表されまして、私はかように思いました。Apple Musicに対抗してなのか、アメリカ本国では2015年6月末に広告入りの無料プランが始まったばかりの同サービス、なぜ日本ではこのタイミングなのかよくわかりません。

 それはさておき、コンテンツホルダーのみなさんが広告入りの無料プランを嫌っているので、日本ではGoogle Play Musicにも有料プランしかありません。そしてGoogleさんは「1ヵ月無料で使えるいま登録しておくと、有料になってもずっと月額780円だぞ」という設定で迫ってきています。Appleは月額980円なので、年額にして2400円安い。

 しかし、安いからといって、使われるものでもないようです。特に音楽配信サービスは。

 世の中には定額音楽配信サービスを渡り歩く「フリートライアルジプシー」とでも呼ぶべき方々が大勢いらっしゃるそうで、最初にLINE MUSICの2ヵ月無料を使い、AWAの3ヵ月無料に乗り換え、それが終わるとApple Musicの3ヵ月無料に乗り換える。こうすることで約9ヵ月間、2016年の1月末まで、無料で聴き放題が楽しめる。さすが、みんな頭いいなあ。

 感心している場合ではないのですが、頭ならGoogleさんもいいので、そうはさせんということでしょう。1ヵ月間のフリートライアル期間を持つGoogle Play Musicが登場したことで、ジプシー諸氏には2月末まで無料期間が延長されたわけですが、10月18日を過ぎて登録しても980円だぞ、さっさといま登録せい、ということらしいです。

 さあ、みなさんどうしますか?

(次ページでは、「Apple Musicに対抗できる唯一のサービス」)

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