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日本発売も決定! 「HUAWEI Mate S」のスペックをチェック

2015年09月03日 19時45分更新

文● オカモト/ASCII.jp

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 9月2日(現地時間)に開催されたプレスカンファレンスで発表されたファーウェイの次期フラグシップ「HUAWEI Mate S」。日本での発売も正式に発表されている。すでに写真を中心とした現地レポをお届けしているが(関連記事)、本記事では同時発表の「HUAWEI G8」「HUAWEI Watch」を含めて、あらためてスペックについて紹介していこう。

5.5型フルHDの有機ELを搭載
フラグシップ級の性能と価格「HUAWEI Mate S」

 まず「HUAWEI Mate S」のディスプレーは、5.5型フルHDのAMOLED。つまり有機ELだ。デザイン的にはiPhone 6 Plusを意識しているのはまず間違いないところだが、有機ELの採用は差別化ポイントとなる。

ファーウェイの新フラグシップ「Mate S」が発表。国内での発売もすでに公表されている

 筐体はメタルで、横幅は75.3mmとiPhone 6 Plusの約77.8mmより小さいが、厚さは7.2mmと少しだけ分厚い(iPhone 6 Plusは7.1mm)。バッテリー容量は2700mAhだ。

 そのほかのスペックも非常に高い。CPUは64bit対応のHisilicon製オクタコア「Kirin 935」(2.2GHz+1.5GHz)。メモリーは3GBで、ストレージは32/64/128GBの3モデル。

 ストレージサイズごとにカラバリや一部仕様も異なっており、32GBモデルが通常版となり、チタングレイとミスティックシャンパンの2色で649ユーロ(約8万8000円)、64GBモデルはプレミアム版という位置づけとなり、プレステージゴールドとコーラルピンクの2色で699ユーロ(約9万5000円)。

 128GB版は機能面ではさらにフォースタッチ(感圧タッチ)機能を搭載する限定モデルで、詳細については10月以降に発表とのこと。フラグシップ級の性能だけに、さすがに価格も高価ではある。

 なお、英語版サイトに掲載されている「CRR-L09」というモデルには対応周波数に、FD-LTEはバンド19、W-CDMAにはバンド6なども含まれている。ドコモネットワークとの相性も良さそうだ。

  HUAWEI Mate S HUAWEI G8
ディスプレー 5.5型有機EL 5.5型液晶
画面解像度 1080×1920ドット 1080×1920ドット
サイズ 75.3×149.8×7.2mm 76.5×152×7.5mm
重量 約156g 約167g
CPU Hisilicon Kirin 935
2.2GHz+1.5GHz
(オクタコア)
Snapdragon 615
1.5GHz+1.2GHz
(オクタコア)
内蔵メモリー 3GB 3GB
内蔵ストレージ 32 or 64 or 128GB 32GB
OS Android 5.1 Android 5.1
無線LAN IEEE802.11n(2.4GHz対応) IEEE802.11n(2.4GHz対応)
カメラ画素数 リア:13メガ/イン:8メガ リア:13メガ/イン:5メガ
バッテリー容量 2700mAh 3000mAh

日本投入が気になるミドルハイ機「HUAWEI G8」

 一方の「HUWAEI G8」はミドルハイのスペックで、価格や国内発売については特に触れられていない。

こちらはHUAWEI G8

 ミドルハイと言ってもスペックはかなり高い。5.5型フルHD液晶に、CPUはオクタコアのSnapdragon 615(1.5GHz+1.2GHz)、3GBメモリー、32GBストレージ、13メガカメラ(イン5メガ)など。筐体もメタルだ。そして7.5mmの厚さながら、3000mAhバッテリーを搭載する。もちろんLTEにも対応している。

洗練されたクラシカルなデザイン
「HUAWEI Watch」

 「HUAWEI Watch」は、洗練されたクラシカルなデザインのスマートウォッチで、北米・欧州などでは今月、日本でも10月に発売とされている。OSはAndroid Wearで、Androidスマホとの連携はもちろん、Android WearのiOS対応により、iPhoneユーザーでも利用が可能だ。

クラシカルなデザインが注目の「HUAWEI Watch」。日本での発売も公表済

 腕時計としては定番の直径42mmの文字盤が特徴で、2時の位置にりゅうずが配置されている。バンド幅は18mmで交換が可能。ディスプレーは400×400ドットの有機ELを採用している。

 フレームはゴールド、シルバー、ブラックの3色。バンドも多数用意されており、価格はその組み合わせにより399~699ユーロとなっている。日本にはどんなモデルが用意されるか、そちらも楽しみと言えるだろう。


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