ただし端末販売数ではアップル強し!
日本でもAndroidがシェアトップ!? 新型iPhoneでiOSは巻き返すか?
2015年09月07日 09時00分更新
『そういえば、あの業界のシェアは結局どこが一番多いんだっけ……?』
そんな疑問を抱いたことがあるすべてのビジネスマンに捧ぐ連載。仕事でも利用できる業界ランキングや業界地図を私、高橋暁子が手っ取り早く紹介します。<連載目次>
新型iPhone発表間近!? ならば携帯電話をチェックしよう!
9日(現地時間)に開催されるアップルのイベントでは、新型iPhoneの発表があると予想されている。もし発表されれば、これまで通り市場には大歓迎を持って迎えられる可能性が高い。待ち望んでいたという人も多いのではないだろうか。
そこで、新型iPhone登場前のiOSとAndroidのシェア、スマートフォンの販売台数ランキングなど、携帯電話・スマホの最新状況を見ていこう。
スマートフォンの利用率が全年代で上昇
まずは国内のスマートフォン利用率から。総務省の「平成26年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」(2015年5月)によると、平成26年(2014年)における日本国内のスマートフォンの利用率は62.3%であり、フィーチャーフォンは42.2%だった。
前年度はスマートフォンが52.8%に対してフィーチャーフォンは51.0%と、初めてスマートフォンの割合が上回った年度だったが、1年経ってその差は大きく広がったということだ。
年代別に見ると、スマートフォンの利用率は10代が68.6%、20代は94.1%、30代は82.2%、40代は72.9%と、10~40代のすべてでスマートフォンの利用率がフィーチャーフォンを上回っている。一方、50代は48.6%、60代は18.3%と50代60代はまだフィーチャーフォンの利用率のほうが高い。
ただし、全年代でスマートフォンの利用率は増加しており、50代でもスマートフォンとフィーチャーフォンがほぼ拮抗するなど、特に40代50代でのスマートフォンの浸透が顕著となっている。
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