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リード・ヘイスティングCEO インタビュー

Netflix上陸翌日、創設者が「テレビの自由と選択」を語る

2015年09月02日 21時31分更新

文● 鈴木誠史/ASCII.jp

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Netflix リード・ヘイスティングCEO

 世界50ヵ国以上で6500万人超の会員を抱えるNetflix。動画配信サービスの最大手が、ついに日本に上陸した。

 当初9月2日にサービスを開始する予定だったが、前日1日のローンチパーティーに登壇したリード・ヘイスティングCEOが急遽サービスの開始をアナウンスしたのだった(関連記事)。

 その翌日、サービス開始直後のリードCEOに今後の展望を聞くことができた。インタビュー会場に現れたリード氏が開口一番言った「皆さん、もうトライしていただけましたか?」という言葉に、日本ローンチに対する強い自信が伺える。

 記者による質疑と回答の前に、まずはリード氏が語ったメッセージを掲載する。

ラジオからテレビへの変化、
その次に来る大きな変化はインターネットTVである

「Netflixはトライしやすい環境を整えています。

 新しい国に参入する際の一番のチャレンジは、Netflixの認知度がまだまだ低いということ。良さを感じてもらうには言葉を尽くして説明するよりも、試していただくのが一番。まずは、どなたでも1ヵ月無料で試せるようにしました。気に入ってくださればメンバーになってもらい、もちろん契約をいつでもキャンセルできるようにしています。

 我々がやらなければいけないことは、興味を持ってくださるコンテンツをより多く、より質が高いものを提供すること。契約や手続きがわずらわしいサービスも中にはありますが、Netflixは楽に、リラックスしてご覧いただけるよう注力しています。

 インターネットTVは多くの会社が参入しています。NHKオンライン、Hulu、Amazon……グローバルでもBBC ONLINE、HBO、CBSなど、大きな放送局が衛星からインターネットへシフトしていますね。

 元々はラジオ放送から始まったのです。それから巨大なテレビ放送網に変わりました。私は、次に来る大きな変化はインターネットTVであると考えています。インターネットは人に変化をもたらしました。人をつなぐという……その小さな一部が、Netflixなのです。素晴らしい映画・エンターテインメントをお届けする、それがNetflixです。

 成長の中で、ライセンスを結んだたくさんのコンテンツとグローバルな市場を開拓していきたい。独占配信する『TERRACE HOUSE BOYS&GIRLS IN THE CITY』も、シーズン終了後に米国でローンチします。今までテラスハウスは日本でしか見られなかった。さらに、これからはコロンビアやフランスなどの作品もほかの国で配信したりと、世界で作られたコンテンツを世界中に届ける。そのように考えています。時間は掛かりますけどね。

 日本での1年目は、ただただ満足していただけるかどうか。正直、数字はどうでもいいと思っています。もちろん長期的には成功したいですよ! 『3人に1人がNetflixを利用している』、これが目標です。米国では達成していて、ほかの国でも同等に成長しています。

 ブラジル、カナダ、日本、それぞれが特殊な市場で、それぞれに学ぶことがあるのです」


(次ページに続く)

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