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新持株会社Alphabetを設立

グーグルが分社・子会社化「今後もクレイジーな取り組みを」

2015年08月11日 18時39分更新

文● 鈴木誠史/ASCII.jp

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ラリー・ペイジ氏が新持株会社「Alphabet」を設立

 米グーグルは8月10日(現地時間)、新持株会社「Alphabet(アルファベット)」の設立を発表した。Googleは新会社傘下の子会社となる。

 グーグルを検索や広告、マップ、YouTube、Androidなどのメイン事業に集中させることで、体制のスリム化を図る考えを、ラリー・ペイジ氏が公式ブログで明らかにした。グーグルの現プロダクト担当上級副社長 スンダー・ピチャイ氏が、グーグルのCEOに就任する。

グーグルの新CEO スンダー・ピチャイ氏

 メインとは離れた領域の事業(スマートコンタクトレンズ事業や、ドローン物流「Wing」に取り組むX labなど)を分社化させ、これらもAlphabetの子会社とする。Alphabetの経営陣はグーグルから変わらず、ラリー・ペイジ氏がCEOを、セルゲイ・ブリン氏が社長を、エリック・シュミット氏が会長を務める。

ラリー・ペイジ氏がAlphabetのCEOに就任

 ペイジ氏は、「我々はGoogleマップ、YouTube、Chrome、Androidなど、開発当時はクレイジーに思われた多くのことをやってきた。今では10億以上のユーザーを持ち、事業は好調だが、新会社を作ることで今後もクレイジーだと思われる取り組みをやろうとしている」と新会社設立の理由を述べた。

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