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月刊 格安SIM王 第5回

mineoがMVNOの常識をまた打ち破る

「回線切替時間30分以内でMNP完了、しかも在宅で」の衝撃

2015年08月24日 11時00分更新

文● 正田拓也 編集●ASCII.jp

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SIMが手元に届いてから切替え手続きするので、電話が使えない空白時間が数十分で済む!

MNPの常識を変える超早転入&転出を実現
加入手続き+回線切替手続き+回線切替待ち時間=約43分

 MNPで自由に携帯電話会社を変えるのは便利だが、手続きが面倒と考える人もいるだろう。しかも、携帯電話の契約といえば本人が出向くもの。家族でMNP切替えを経験のある人は実感しているだろうが、家族の予定を合わせてお店に行くのはひと苦労。手間がかかるうえに交通費だってかかる。下手すれば家族で温泉に行くくらいの手間がかかるかもしれない。

 それがmineoは違う。家族全員でもおひとりさまでもすべて在宅でできる上、MNPでありがちな電話番号が使えない期間が、mineo(auプラン)への転入であれば、Webでの手続きでありながらたった30分に抑えられる。

MNP切替の空白時間は約30分、しかも身柄の拘束なし!

 「身柄の拘束」という不穏なワードを書いてみたが、従来のケータイの契約はまさに“身柄の拘束”と言ってもよいだろう。販売店に本人が出向き、身分証明書を提示、終わるまで待っていないといけない。場合によっては手続きから引き渡しまでの間、解放してくれる場合もあるが、手続きだけでも早くて数十分、遅ければ数時間がかかるのが当たり前だ。

 しかも、それを家族全員で行なうとなると非常に困難となる。家族のスケジュールを合わせないとならないが、家族まとめて店舗での順番や手続き待ちとなると、仲の良い家族でもうんざりしてしまうだろう。

mineoのMNPはひと味違う!

 ところがmineoは、MNPでmineoに転入する場合でもネットでさっと手続きが済んでしまう。これだけなら他の格安SIMでも同じようなものだが、mineoのメリットはその先だ。MNPの場合でも電話が使えない時間が30分以下に抑えられる。

 mineo以外のほとんどの格安SIMは、MNPで加入する場合、Webから手続きして格安SIM側で回線を切替え、新しい契約となったSIMを宅配便等で送ってくる。つまり最低でも1晩、通常は2~3日、手元に新しいSIMが到着するまで電話番号が使えなくなってしまう。メインで使っている回線だと非常に不便なことになりそうだ。

 それに対して、mineoは違う。Webでの手続き後、新しい番号が入ったSIMが送られてくる。到着したらユーザー自身の手でが回線を切り替えるのだ。切替えに要する時間は長くて30分程度、つまり電話番号が使えない時間も30分程度に短縮できる。

 最近は格安SIMでも店頭受付を実施しているところもある。手続き方法がよくわからない人や相談をしたい人には便利だし、店頭で手続きすればMNPで電話番号を使えない時間を最小限に抑えることができる。しかし、店舗に出向くこと自体の面倒さ、万が一混雑した場合は順番を待つ必要があるなど、説明が不要な人にとっては従来の携帯電話と不便さが変わらない。

 翻って、mineoでMNPに要する時間は下記のみだ。

●電話が使えない時間は約30分
●手続きに要する時間は加入に10分程度
●SIMが到着してからの切替え手続きに3分程度
●上記に、転出元の携帯電話会社のMNP予約番号発行にかかる時間をプラス

 特筆すべきは転出元のMNP番号発行を電話やWebで行なえば、店舗に出向くなどの「身柄の拘束」が一切ナシになること。

 家族でMNPをする場合でも、一番面倒な“家族全員の来店スケジュール調整”が不要になる。

MNPでmineoへ転入、空白期間は30分

 次に、実際にmineoへ転入する方法を見てみよう。順番としては元の携帯電話会社等でMNP予約番号を発行してもらい、その番号を使ってmineoに加入手続きをする。基本的にはすべて在宅で可能。もちろん、仕事場など出先でも可能だ。

 今回、転出元として格安SIMのなかでもシェアの高そうなサービスを選んだ。音声通話契約であれば、MNPで同じ電話番号で切替えが可能だ。

 MNP予約番号を発行するには、会員サポートページの「解約の手続き」から「MNP転出」を選び、画面にしたがって手続きを進めた。その場で番号を発行してもらえないのが残念だが、後日(筆者は2日後だった)、SMSで乗り換える予定の回線に予約番号が届く。

まず会員向けページの「解約の手続き」からMNP予約番号を申し込む

MNP予約番号は、対象の番号にSMSで届く

 その後、予約番号を使ってmineoへ加入手続きをする。新規加入と特に変わったことはなく、MNP予約番号と有効期限、乗り換える電話番号の入力が加わる程度だ。

mineoの申し込みもWebから。MNPなのでタイプはデュアルタイプを選択する

必ずMNP予約番号と電話番号を入力する

名前や住所など、契約に必要な情報を入力する

すべて入力が終われば申し込み受付完了。あとはSIMが届くのを待つ。ページに「仮」と書いてあるのは審査の結果、受け付けられないこともあるが、何か問題を起こしていたり記載ミスがなければ通常は大丈夫だ

 そして3日後、mineoからSIMカードが届いたので、MNP回線切替えの手続きをして、電話番号が新しいSIMで有効になる。それまでは旧SIMが使えるため、MNPに伴って電話番号が使えない時間はたった30分ほど。

 この点、回線を切替えたうえでSIMを郵送するため、電話番号が使えない期間がひと晩以上発生する他の格安SIMとは、ひと味違う。

数日後、SIMと契約案内が別々に届く。まだこの時点では旧SIMの契約が生きている。ちなみに公式サイトでは、加入手続きから1週間程度でSIMが届くとされているが、実際は3日で届いた

SIMに同梱されている「ご利用ガイド」に沿ってMNP回線切替えを行なうことで、初めてMNPが完了する

設定は「ご利用ガイド」に沿って

 設定に難しさはなく、対応端末であればSIMの送付時に同梱される「ご利用ガイド」に沿って進めればよい。mineoが提供している端末は特に設定をしなくても使えるほか、au端末は利用の可否と機種ごとの設定方法がWebサイトに記載されている。

 MNPによる回線切替えの方法も「ご利用ガイド」に書かれているので、まずは目を通しておきたい。

SIMの封筒には「ご利用ガイド」が同梱されており、設定方法などが書かれている

MNPの切替え方法も記載されている。これに沿えば手続きは難しくない

(次ページでは、「mineoの中の人になぜ早いか聞いてみた」)

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