日本マイクロソフトは、7月29日午後7時30分から、東京・恵比寿のEBiS 303において、記念ファンイベント「Windows 10 Fan Celebration Event」を開催した。
同イベントは、東京、シドニー、シンガポール、北京、ニューデリー、ドバイ、ナイロビ、ベルリン、ヨハネスブルグ、マドリード、ロンドン、サンパウロ、ニューヨークの世界13都市で開催。東京会場では、Windows Insider Program参加者などの開発者、ユーザーなど約500人が招待され、なかには午後6時前に会場を訪れる熱心なユーザーの姿も見られた。
そして、日本マイクロソフトの平野拓也社長も、この日を楽しみにしていたひとりだ。
「前の日はなかなか寝つけなかった。それでいて、早く起きてしまった。もう少し寝る時間があったのに残念」と、平野社長は前日からの興奮ぶりをジョークまじりに話す。
平野社長は、提供開始2日前となる7月27日には、Windows本部の社員とともに、東京・外神田の神田明神を訪問。Windows 10の成功を祈願するとともに「開運・招福」のお札を購入し、それを7月29日のイベント会場にも持ち込んでいた。
商売の神様である神田明神への参拝は、Windowsの発売のたびに、歴代の関係者が行なってきた行事で、今回もそれにならって平野社長自らが神田明神に足を運んだという。
お札が「商売繁盛」ではなく、「開運・招福」となっているところに、日本マイクロソフトの平野社長が語る、「何本買ってもらうというよりも、何人に触って使ってもらうかが、Windows 10の重要なポイント」という言葉の意味が込められているともいえそうだ。
Windows 10 Fan Celebration Eventは、全世界13都市が開催されたことからもわかるように、本社主導で進められたイベントだ。
全世界で共通のメッセージを送ることを前提としており、スタッフたちは、事前トレーニングを受けてこの日を迎えたという力の入れようだった。
またこの日は、Windows 10のテーマカラーである青いものを身に着けて参加してほしいという要望があり、多くの参加者が何かしら青いものをまとっていたのも特徴だった。
会場では、Windows 10ロゴ入りの特製ケーキが参加者に振る舞われたほか、ブルーを基調とした特製カクテルも用意された。ケーキの周りに装飾された花もやはり青系のものが施されていた。
「Windows 10×SUBARU SUV FES」
そして、会場となったEBiS 303は、1階にスバルのショールームが入っており、ここでは「Windows 10×SUBARU SUV FES」を開催。スバルの人気車の横にSurfaceを設置して、Windows 10とともにMicrosoft Edgeを使いながら、それぞれのクルマの魅力を伝えるといったことも行なわれた。そういえば、スバルのコーポレートカラーもブルーだ。

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