スマホとの連携はあくまで補助的な機能
EDIFICEとスマートフォンをリンクするには、スマートフォン上で動作するカシオの公式アプリである「CASIO WATCH+」(iOS版とAndroid版あり)を使用する。
筆者は、iPhone版とAndroid版の両者をダウンロードして試してみたが、どうもAndroid版は筆者のASUS「ZenFone 2」(カシオの動作確認モデルではない)では、起動動作の段階でエラーが発生し、何度やっても上手くつながらなかった。
一方で、iOS版は順調に筆者のiPhone 6 Plus上で動作している。
スマートフォンリンクモデルの腕時計とスマートフォンの関係は、昨今の一般的なスマートウォッチとスマートフォンの関係とは異なる。スマートフォンリンクモデルでは、腕時計に対して何らかの設定変更が必要なときのみ、ユーザーの意図でBluetoothを介して一時的に接続する方式だ。常時、スマートフォンと繋がっていることが原則のスマートウォッチとはその点が大きく異る。
初めてアプリを起動すると、腕時計の機種選択画面となる。ここでは筆者の衝動買いした最新モデルであるECB-500を指定すると、アプリはスマホ側のBluetoothをオンにするよう画面表示し、同時に腕時計側のBluetooth起動ボタンを押すように促してくる。
ECB-500の3時位置(通常の腕時計のリュウズ位置)にあるBluetoothボタンを0.5秒間長押しすると、腕時計側のBluetoothが起動し接続モードに入る。ほどなく腕時計とiPhoneがBluetooth接続される。
接続が完了し、Bluetoothネットワークが確立している間は、ECB-500の赤い秒針が文字盤上の4時位置にあるBluetoothアイコンを指し示して停止する。
iPhoneの設定画面でBluetooth接続をチェックしてみると、CASIO ECB-500が正しく接続されているのが分かる。ECB-500とiPhoneがBluetoothで接続されると、iPhone上のCASIO WATCH+の画面は、CASIO WATCH+が対応できるリモート操作系アプリの詳細が表示される。
次ページへ続く、「ワールドタイム調整が便利!

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