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きっかけは広島での営業で気付いた、地域に根付く地元企業とカープの関係

カープ承認ノート/タブレットは担当者の熱いカープ&郷土愛で生まれた

2015年08月11日 09時00分更新

文● 八尋/ASCII.jp

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広島東洋カープ承認ノートパソコン/タブレットを企画した、法人統括部の菅原 師人氏

 2015年は広島東洋カープが熱い。昨年のクライマックスシリーズ出場、2年連続Aクラス入りに加え、黒田選手がメジャーから復帰し、今年こそは! と願うファンも多いだろう。そんな広島東洋カープだが、数々奇抜で面白いグッズを販売しているのはご存知だろうか。中には、3色とも赤色のボールペンだったり、球場に持ち込めないカラーコーン型の応援メガホンだったりと、どう使うんだ? と思うものも結構ある。

 そんな中、ユニットコムが広島東洋カープ承認で、天板にカープのロゴとカープ坊やがデザインされたカープ仕様のノートパソコンとタブレットを販売し、Twitterなどで話題になった。こちらは自宅や会社でもしっかり使えるよう、用途に合わせてノートパソコンは3機種ラインアップしている。

 ユニットコムは、アニメとコラボした天板を採用するノートパソコンやタブレットも販売しているが、今回なぜ広島東洋カープ承認ノートパソコン/タブレットを販売することになったのか、広島出身で企画を担当した法人統括部の菅原 師人氏に話を聞いてきた。

きっかけは広島での営業、地域に根付く地元企業とカープ

菅原氏は広島出身で、広島に関する仕事がしたいと考え、広島東洋カープ承認ノートパソコン/タブレットを企画したという

── カープグッズは面白い製品がたくさんあるので、何が出ても驚かないと思っていましたが、ノートパソコン/タブレットの販売には驚きました。もともとカープの承認タブレットを作ろうと思ったきっかけは何でしょう?

菅原 「私は法人営業の担当で、企画のほかに営業支援やプリセールスもやっているんですが、そんな中で広島に営業に行って企業を訪問する機会があったんです。その際に、プラスチック用品を作っている業者に行くと、マツダスタジアムで販売する、カープのマークがついたビール用のコップを作っていたり、カープのスポンサーだったりと地域に根差した企業が多いことを改めて実感しました。社長さんと話をしてもカープが共通の話題だったりしますしね。

 現在パソコンのトレンドは、秋葉原や日本橋からの発信が当たり前になっていますが、コンテンツとしては地方から発信できるものがあるなと思ったんです。また、パソコン工房は地域密着型の店舗で、広島の店舗は1997年オープンと店舗の中でも最古参なんです。そんな広島の店舗を地域に根ざしたお店としてPRをしたいなという気持ちがありました。

 2年ほど前にくまモンのノートパソコンを作ったことがあり、その時の経験を活かして広島でも地方発のコンテンツでパソコントレンドができるのではないかと思い、企画しました。また、営業に行った時期にちょうど土砂災害があり、自分の故郷に対する思いもあって、広島に関する仕事がしたいなと考えるようになったというのもあります」

── 広島東洋カープ承認とありますが、実際に球団の方と話をされたのですか?

菅原 「はい。もともと弊社のサービスに関して球団事務所の方と会う機会があったんです。その方に窓口とつないでもらいました」

── 球団事務所の方に初めて企画を話した時の反応はどうでした?

菅原 「カープはグッズの申し込みが非常に多いのですが、ノートパソコンやタブレットというのはなかなかないので、担当の方もノリノリで、新しいと言ってくれました。最初は、天板にシールを貼って販売するものだと思っていたようで「フーン」という感じでしたが、今までのコラボ作例をお見せしたらクオリティーの高い製品が作れると感じていただいたようでした。

 でも実は、訪れた時期が黒田選手の復帰報道の直後になってしまい、球団の方たちはひっくりかえるような忙しさだったようで、その後の手続きに時間がかかってしまいました。でも、忙しい中でもいろんなアイディアを出してもらったのはありがたかったです」

── 球団の方はノリノリだったんですね。では、社内での周りの反応はどうでしたか?

菅原  「いたって冷静でした(笑)。でも、カープがシーズン前に盛り上がっていたこともあり、社内でもいけるんじゃないかといった感じで、最終的には後押ししてもらいました。最初は空いた時間を使って、自分で簡単に案をまとめたり、帰省したときに企画書を作りました。その企画書をもとに、カープ側から提供された素材でデザイン担当の女性と2人で細々と作っていきました」

(次ページ「ファンにとって赤の色合いが違うのは許されない」へ続く)

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