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「XPS 13」3Kタッチモデルでさらに本格的に写真を楽しむ方法 (1/2)

2015年07月28日 10時00分更新

文● 松野/ASCII.jp

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 5.2mmの超狭額ベゼルを採用し、一般的な11型ノート並みの筐体(およそ幅304×奥行き200×高さ9-15mm)に13.3型液晶ディスプレーを搭載したデルのモバイルノート「New XPS 13 Graphic Pro」。1月の販売開始以来、大きな人気を博している製品だが、3月10日にはQHD+(3200×1800ドット)解像度のIGZOタッチパネルを搭載した新モデルが登場し、さらなる話題を呼んでいる。

 「Graphic Pro」シリーズにカテゴライズされるNew XPS 13 Graphic Proは、PC単体でも写真・動画編集のための機能を備えるが、今回は周辺機器やソフトウェアを組み合わせ、さらに本格的に写真編集を楽しむ方法を紹介する。

New XPS 13 Graphic Pro QHD+タッチパネル搭載モデルの主なスペック
CPUCore i7-5500U(2.4GHz)
OSWindows 8.1
メモリー8GB(DDR3L-RS 1.600MHz)
ディスプレイ13.3インチ QHD+(3200×1800ドット) 276ppi、ゴリラガラス、タッチ対応
グラフィックスIntel HD Graphics 5500
ストレージ256GB SSD
光学ドライブなし
インターフェースUSB 3.0×2、Mini DisplayPort、SDカードリーダー
ソフトウェアAdobe Photoshop Elements、Adobe Premiere Elements 13
カラーシルバー
保証1年間スタンダードサービスプラン
本体寸法幅304×奥行き200×高さ9-15mm
重量1.27kg
販売価格18万3578円(税込、送料込)

「Eyefi Mobi Pro」でデータの取り込みを快適に!
スマホやタブレットを使った写真チェックにも

データ転送のわずらわしさを解消してくれるWi-Fi内蔵SDカード「Eyefi Mobi Pro」

 デジタルカメラで撮った写真を管理・編集する際、PCへのデータ取り込みは避けて通れない作業だ。当たり前のことなので意外と意識する機会は少ないかもしれないが、写真のサイズや量によっては、記録メディアからPCへのファイルのコピーにもけっこう時間がかかる。1日に数百枚、RAW+JPEGで撮影するような場合は特にそうで、数十分単位で待たされるため、早く写真セレクトや編集作業がしたいのに……などと思いつつ、ひたすら焦れることになってしまう。せっかく場所を選ばず写真編集が楽しめるNew XPS 13の機動性を最大限に活かすには、そうした時間ロスを防げるWi-Fi内蔵SDカードを用意しておくのがオススメだ。

設定はアクティベーションコードを入力するだけ。カードとデバイスが紐づくので、カメラ本体の設定はEyefiをオンにしておくだけ

 「Eyefi Mobi Pro」は、PCやスマホ・タブレットなどのデバイスにデータを自動転送できるWi-Fi内蔵SDカード。カメラに差したカードが事前に設定したデバイスを探し、Wi-Fi経由で自動的に撮影データを転送してくれるので、「写真を撮り終えて帰宅する頃にはすべての転送が完了している」なんてことも可能になる。設定は、PCやスマホにアプリをダウンロードし、カードごとに付与されたアクティベーションコードを入力するだけ。最新モデルは容量の大きいRAW画像の自動転送・選択転送にも対応している。

カードにはARM製CPUが内蔵されており、コード入力済みのデバイスを探して自動的に接続、データを転送する

 スマホやタブレットにデータを転送し、撮影中の写真チェックに活用するのも効果的だ。カメラに搭載された液晶ディスプレー上では詳細なチェックが難しいが、より大型のスマホ・タブレットなら、その場で細かく写真のできばえを確認できる。モデル撮影などで、撮影した写真を見ながらモデルとコミュニケーションを取っていく時にも役立つだろう。

スマホやタブレットに写真を飛ばすことも可能。撮影しながら、大きなディスプレーで出来栄えを確認できるのはメリットだ

 キヤノン、ニコン、ソニー、リコーイメージング(ペンタックス)、オリンパス、シグマなど、現在はほとんどの大手メーカーのカメラが対応済みで、あくまでカードとデバイスが紐づいているため、複数のカメラで使用する際も面倒な認証を繰り返す必要がないのも魅力的だ。欠点といえば、転送中は常カメラの電源をオンにしておかなければならないので、ややバッテリーを食うことぐらいだろうか。とにかく便利なので、XPS 13と合わせてスマートに写真を楽しみたい人にオススメだ。

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