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類似画像検索技術を活かして害虫か益虫かをその場で判別

スマホで撮影した「虫画像」から種類を同定し農業支援へ

2015年07月22日 15時29分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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紛らわしい病害虫の例

 NECソリューションイノベータは7月21日、北海道大学と共同で「画像認識による虫画像の同定を支援する技術」の研究を開始したと発表した。

 農業の現場では、農作物の上で見つけた昆虫を即時に特定することが難しく、適切な防除を実施するのが難しいという問題に対応するもの。日本にはおいては約2000種類にものぼるという「害虫」と、無害な昆虫を区別するため、NECが持つ画像認識技術を用い、スマホで撮影した虫画像から虫の種類を同定する。

 共同研究は2016年3月まで研究を行ない、類似画像検索エンジンから虫に適した検索アルゴリズムを研究、検索精度の研究、検索エンジンの改良を目指すという。

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