2014年10月にリリースされたが、招待制でユーザーが限定されていた「Inbox by Gmail」(以下Inbox)だが、現在は誰でも自由に利用できるようになっている。今回は、新UIのGmail対応メールアプリ「Inbox」の使い方を紹介しよう。
新UIだがGmailとは同期されている
GoogleはGmailアプリとは別に、「Inbox」というメールアプリも公開している。当初は招待制だったり、日本語で検索できなかったりと敷居が高かったのだが、5月末に誰でも利用できるようになった。大きな特徴は「リマインダー」と「スヌーズ」、「カテゴリー」の3機能となるが、まずは普通の使い方をチェックしてみよう。
画面を下にスライドすると、一覧の更新というのは同じ。メールを右にスライドさせると「完了」となる。「Inbox」と「Gmail」は同期しており、完了させたメールはGmailではアーカイブされる。同様に、「ゴミ箱」に移動したメールはGmailでも削除されるし、「迷惑メール」に移動するとGmailでは迷惑メールの報告が行なわれる。右下の+ボタンをタップするとメールの作成が可能。その際、よく使う連絡先や動作が表示されるのが便利だ。
「Inbox」にはなく、「Gmail」でのみ変更できる設定も反映されることがある。例えば、不在通知や転送設定をしたフィルター、別アドレスでの送信、メールのインポートなど。これらの設定を変更する場合は、Gmailから操作しよう。
メールはタイトルと送信者、本文の先頭などが表示されているが、時々別の追加情報が表示されることもある。これは重要な情報をメールを開かずに確認できるようにする「ハイライト」機能によるもの。複数サイトのリンクが記載されていたり、写真が添付されているとサムネイルが表示されるのだ。フライト情報が記載されているメールなら、その旅行予定なども表示される。
Inbox by Gmail - あなたに役立つ新しいメールアプリ | |||
---|---|---|---|
価格 | 無料 | 作者 | Google, Inc. |
バージョン | 1.3.4 | ファイル容量 | 66.8 MB |
カテゴリー | 仕事効率化 | 評価 | (4) |
対応デバイス | 全機種 | 対応OS | iOS 7.0以降 |
(次ページでは、「メールの処理を先送りできる「スヌーズ」機能」)
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