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カーライフを助けるモバイルバッテリーをガチ検証! 第3回

夏休みの工作に! 車載電圧計を自作してみよう!

2015年07月25日 12時00分更新

文● 藤山哲人 編集●末岡大祐/ASCII.jp

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どうせならアルミパネルに埋め込んで
カッコよく仕上げよう!

 シガープラグと電圧計をつなげば、それだけで車のバッテリーチェッカーとして機能する。が! かっこ悪い上に、走っているとゴロゴロと転がって見づらいし危ないので、パネルに固定してカッコよく仕上げよう。

1、厚さ1mm、100×200mmのアルミ板を用意して
部品の配置を決める

 アルミケースを使ってもいいが、今回はアルミ板で作ってみた。板の厚さは1mmがベスト。それ以下だと強度が足りないし、それ以上だと加工が面倒だ。

2、アナログ電圧計を取り付ける大きな穴は
自在錐を使うと便利

 大きな丸い穴は、自在錐というドリルの先端ツールを使うと便利。ただ少しお高い(両刃で6000円程度、片刃だと安いけど難しい)ので、大きな円を下書きして、その内側に小さな穴を点々と開けていき、ヤスリでキレイに仕上げるという方法もある。ただし、それだけで数時間かかるので注意!

3、デジタル電圧計の四角い穴は
まずコーナーを10mm程度で穴あけ

 四角い穴は専用工具でやるとキレイなので、ここでは下準備としてコーナーに10mm程度の穴を開ける。写真では、アナログ電圧計を取り付けるネジ穴も開けてある。

4、ハンドニブラで四角く穴を開けて
最後はヤスリがけ

 ハンドニブラは板を少しずつ食いちぎっていくツール。大体2500円くらいで手に入るので、工作するならまず揃えたい工具のひとつだ。おもに直線の穴を開けるのに向いているが、アナログ電圧計の穴のように、大きな穴を開けるのにも使える。

 わずかに小さく穴を開けて、最終的な大きさまでヤスリでキレイにしながら、大きさを整えていくと仕上がりがキレイになる

5、足部分の金属を曲げてつくる

 万力に板を噛ませて曲げたり、机の角などに固定してできるだけまっすぐ曲げるようにする。本当は曲げ機というツールを使うとキレイに仕上がるのだが数万円するのが難点。

6、仮組みする

 一通りできたら、電圧計などを仮組みして調子を見る

7、映り込み防止として黒く塗装する

 油分をよく落としてから黒を塗装する。アルミは塗料の喰い付きが悪いので、きちんと塗装したい場合はプライマーを下塗りするといい。色は黒のつや消しがベスト

8、部品を実装して配線

 なんとなくスイッチが欲しかったので付けてみた。アナログ電圧計が夜でも見えるようにLEDライトのスイッチにしてもいいかも?

9、ショートしていないかチェックしてテスト

 車に載せる前にまずチェック。回路が簡単なので目視でも構わないが、ショートしていないかのチェック。続けてパソコンの電源などにつないで電圧が正しいかを調べる


(次ページでは、「車に積んで動かす!」)

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