このページの本文へ

業界人の《ことば》から 第147回

格安SIMわかりにくい、メリットつたえる「mineo」

2015年06月12日 09時00分更新

文● 大河原克行、編集●ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

国内初のマルチキャリアMVNOに

 ケイ・オプティコムでは、2014年6月から、KDDI回線を利用したMVNOとして、携帯電話サービス「mineo」を提供しているが、今回、NTTドコモの回線を利用したプランを新たに提供することで、国内初の個人向けマルチキャリアMVNOとして事業展開。「利用者が使用するエリアにおいて、つながりやすさや、所有している端末によって、最適な回線を選択できるようになる」としている。

 今回のサービス拡充は、5月から開始されたSIMロック解除の動きを視野に入れたものだともいえるが、SIMロック解除の動きが本格化するにはまだ課題が多く、時間がかかるのも事実だ。

 その点を藤野社長は次のように語る。

「2015年5月からSIMロック解除が義務化されたが、まだ課題がある。SIMロック解除ができても、しないとする回答した人が7割、SIMロック解除のメリットがわからない、6カ月間もSIMロック解除ができないならば意味がないといった声もある。また、通信方式の違いから、他社の回線を使えないという課題もある」

 そうしたなかで、ケイ・オプティコムならではの提案をして行こうというわけだ。

「今回のmineoのサービス強化によって、自分たちの使いたいスマートフォンとキャリア回線を自由に利用できるようになる。また、将来的には、SIMを交換することなく、1枚のSIMで、最適なネットワークを選択できるようにしたい。これは、大規模災害時にも有効なものである。関係機関に働きかけていち早く実用化につなげたい」。

 なお、新たに提供するドコモ回線プランでは、iPhone 6も利用できるという。SIMロック解除義務化というタイミングを生かして、どんな影響を業界に及ぼすのかが注目される。

カテゴリートップへ

この連載の記事
最新記事
最新記事

アスキー・ビジネスセレクション

ASCII.jp ビジネスヘッドライン

ピックアップ