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iPhoneなら箇条書きのメモを自動的にリスト化&リマインダー登録

2015年06月07日 17時00分更新

文● らいら(@lyrahm) 編集● ASCII.jp

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 家族からLINEで「これ買ってきてくれない?」と箇条書きの買い物メモが送られてくることがある。それらをiPhoneの純正リマインダーアプリで管理しようと考えたとき、一文ずつコピー&ペーストするのはかなり面倒だ。

 iOS 8ではアプリ間の連係機能が強化され、他アプリとの共有がスムーズに行えるようになった。しかし現時点では「アクティビティ」を開いてもリマインダーアプリへの書き出しはできないようだ。やはりコピペするしかないのだろうか?

iOS 8ではアプリ間の連係機能が向上した

 ……と思いきや、この問題は意外な方法で解決できた。実はリマインダーアプリなら、箇条書きの文を自動的にひとつずつリスト化してペーストできるようになっている。

 やり方を詳しく見ていこう。たとえばLINEで送られた箇条書きのメッセージをリマインダーに書き出したい場合、まずメッセージを長押ししてコピーする。

LINEの吹き出しを長押しして「コピー」をタップ

 次にリマインダーアプリを起動し、空いている項目を長押しして「ペースト」をタップ。この時点では、ひとつの項目にメモがすべて貼り付けられてしまうが気にしない。

いったん1つの項目に全文をペーストする

 最後に右上の「完了」をタップした瞬間、箇条書きのメモがひとつずつの項目に自動的に振り分けられた。こんな地味な小技がリマインダーアプリに実装されていたとは意外だ。

「完了」を押すとあら不思議! 一文ずつ別々の項目にリスト化された!

 純正のメモアプリやEvernoteなど複数のアプリでも試したが、改行さえしておけば、アプリの種類にかかわらず一発でリストに振り分けられるようだ。

Evernoteの箇条書きメモでも試してみたが、画面のとおりになんの問題もなくリスト化された

 このテクを使えば、アプリにとりあえず書き残した「やることリスト」などのメモを、リマインダーにエクスポートするときに活躍しそうだ。iOSの純正リマインダーアプリは、シンプルなデザインと機能性の高さが人気のアプリだ。このTipsにより、さらに使い勝手のよいアプリへと進化するはずだ。


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