後ろを大きく開けて逃げていく感じ……
ちょっと違うものがあらわになりましたが
逆に後ろを大きく開けると、何かから逃げていく感じになる。それはそれで面白いかも。
そんな感じで横から撮ると、いろいろとあらわになって面白い。
たとえばこいつ。歩く姿を横から撮ったせいで、たぷんたぷんしてるお腹があらわになりました。いやもうここまでお腹がたるんでるとは思わなかったわー。
最後の1枚はカッコいいやつを。
難易度が高い、駆けている姿だ。これはなかなか大変。
猫の走る速度に合わせてカメラを動かしながら、「頭は止まってるけど身体は動いている」瞬間を狙うのだ。
一発で決めるのは難しいので連写機能を使うべし。
そして腰や足に躍動感が出た写真を採用するのだ。
難しいけれども、猫は走るときも「頭の位置はあまり上下に動かない」ので、顔だけ静止した写真ってのはなんとかなる。猫と同じ高さで猫のスピードに合わせてカメラを動かしながら撮る練習をしましょう。
猫は気まぐれで複雑な動きをするので難しいんだけどね。
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筆者紹介─荻窪圭
老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/
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