レノボ・ジャパンは4月22日、ThinkPadシリーズのバッテリーを自主回収し、無償交換すると発表した。2010年2月~2012年6月の期間に出荷された製品の一部に発熱事故など、安全上の問題があるため、本体付属(内蔵)またはオプション製品の回収をする。対象機種は、昨年3月から実施している機種を含めて3万台。
詳細は同社ウェブサイトでも告知している。自主回収の対象となったバッテリー・パックを保有しているユーザーは、直ちにシステムの電源を切り、バッテリーを取り外して、AC アダプターと電源コードだけを接続して ThinkPad に電力を供給することを推奨している。対象バッテリーかどうかは専用ソフトを使って、知ることができる。交換に際しては7~10日程度の時間が必要だという。
対象製品は下記のとおり:
Edge 11, Edge 13シリーズ
E120, E125, E420, E425, E430, E520, E525, E530シリーズ
T410, T420, T510, T520, W510, W520, L412, L420, L520シリーズ
X100e, X120e, X121e, X130e, X131e, X200, X201, X201i, X201s, X220,
X220i シリーズ
X220 Tablet, X220i Tablet シリーズ
なお、無償交換の対象となる可能性のあるバッテリー・パックには、以下の部品番号(ASM P/N)が印字されている。
42T4695 42T4711 42T4798 42T4804 42T4812 42T4816
42T4828 42T4834 42T4840 42T4862 42T4868 42T880
42T4890 42T4944 42T4948 42T4954 42T4958 45N1050