Thermaltakeが、新製品および日本市場における今後の製品戦略に関する発表会を、販売代理店のアスクで行なった。
Thermaltakeが2015年第2四半期の啓蒙活動として掲げるのは、自作市場の再活性化、カスタム水冷の一般化、MOD PCの流行の3点だ。冷却メーカーの意地として徹底的に冷却を追求し、そのうえで自作PCは楽しいと誰もが思える環境づくりを目指していくという。その戦略と新製品の詳細を見ていこう。
Coreシリーズと周辺機器の投入で
自作PC市場を再活性化
Coreシリーズは、冷却を重視したメッシュ構造、ホコリの侵入を防ぐダストフィルター搭載、ケース内部のカズタマイズに優れるフルモジュラーデザイン、ラジエーターが搭載可能な内部構造といったコンセプトを持つPCケース。
このCoreシリーズと周辺機器の投入で、自作PC市場を再活性化させ、ユーザーの購買意識をパーツの1点購入から複数同時購入へ発展させていくという。
カスタム水冷製品の一般化
昨年簡易水冷キットの「Water 3.0」シリーズを投入したが、今年は日本国内で本格的なカスタム水冷を一般化させ、夏はThermaltake一色で展開していくという。数々の冷却パーツと組み合わせて、「Thermaltake=冷却のエキスパート」というイメージ定着を、引き続き目指していくつもりだ。
日本にもMOD PCブームを!
MOD PCとは、ユーザーの自由な発想による改造PCのこと。いやゆる痛PCやデコレーションPCが、このMOD PCにあたる。このMOD PCのコンテストなどを開催し、多くの人に自作PCの楽しさを伝えていくとのこと。
→次ページヘ続く 「COMPUTEXで発表予定のPCケースを先行公開!」