22日、Thermaltakeが都内で報道関係者向けの新製品発表会を行なった。2012年に日本支社を解散した同社だが、アスクと代理店契約を締結したことで、日本国内での販売に再度力を入れていくという。
Thermaltakeは2013年の事業展開として、クーラーやケースだけでなく電源ユニットの販売にも注力していくことや、日本のプロゲームチームを育てる計画があることを語った。会場には、近日発売予定の新製品が並んでいたので、ここで紹介していこう。
PCケース
第2四半期に、タワー型PCケースが7製品発売される。Thermaltakeといえば、これまでにもゲーミングケースを多数販売しており、派手なケースを作るというイメージがあるはずだ。ところが今回は同社にしては珍しく、シンプルなデザインの「Urban」シリーズを投入する。また、ゲーミングケース「Chaser」シリーズの新製品も登場する予定だ。
CPUクーラー
最初にPCケースを紹介したが、Thermaltakeはクーラーメーカーとして起業しただけあって、もちろん新型CPUクーラーもリリースする。4月には空冷クーラーの「NIC」シリーズを投入、第2四半期中には水冷クーラーの「Water 3.0」シリーズを投入予定だ。「Water 3.0」は既存の「Water 2.0」シリーズに搭載されているファンの風圧を高めた改良モデルとなる。
ヘッドセット
CeBIT 2013で発表されたヘッドセット「Level 10 M Headset」が日本で初公開された。Level 10の名前を冠している通り、BMW Group Designworks USAがデザインを監修している。ネオジウムを使用した40mm径のドライバユニットを採用しており、マイクは折りたたみ式でハウジング部に収納できる。6月発売予定で、スペックなどの詳細はCOMPUTEX TAIPEI 2013で公開するとのこと。