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基板上のデバイス間光通信も視野に入ってきた

NEDO、世界最小5mm角の超小型光トランシーバーを開発

2015年03月23日 18時22分更新

文● 行正和義/ASCII.jp

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世界最小サイズの光トランシーバー(光I/Oコア)

 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)および技術研究組合光電子融合基盤技術研究所(PETRA)は3月23日、世界最小となる5mmサイズの光トランシーバーを開発したと発表した。

 光トランシーバーは光ファイバーの両端に用い、電気信号と光を変換するデバイス。伝送するデータの増大に伴い、より高速かつ小型・省電力な装置の開発が求められている。また、データーセンター間の光ファイバー通信といった大規模なものではなく、小型化することで機器間やボード上での光配線などへの実装も期待されている。

送信用(左)と受信用(右)のI/Oコアの構成 

 今回開発した光トランシーバーは、送信用/受信用ともに5mm四方という世界最小サイズ。25Gbpsの通信が可能で、1Gbitsあたり5mWという低消費電力を実現。1chあたり25Gbps通信で300mの伝送を実証した。

 光ファイバーの接続に関しても、従来は正確にビームを通すためにミクロン単位の位置合わせが必要だったが、入出力部に光のビームを制御できる光ピンを用いることで微調整を不要とし、生産性の向上や実装コストを下げている。NEDO/PETRAでは実用化を進め、2015年末にサンプル出荷を予定している。

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