ワイモバイルは、「Android TV」を搭載したグーグルのメディアプレイヤー「Nexus Player」を、2月27日に発売する。価格は1万2800円(税抜)、ゲームコントローラーは4980円(税抜)。
Nexus Playerは自宅のテレビで、動画、アプリ、ゲームをはじめとするインターネット上のコンテンツを利用できるメディアプレイヤー。Google Castに対応しているため、Android端末、iOS端末、あるいはノートPCなどの画面をテレビに表示することも可能。日本国内においては、Google Play以外ではソフトバンクグループのみが取り扱う。
ワイモバイルは発売にあわせて、都内で発表会を開催。最初に登壇したワイモバイル 代表取締役社長兼CEOのエリック・ガン氏は「特にリモコンで話しかけて検索できるのが楽しい」とポイントを紹介しつつ、「お客さんのコンテンツに対する満足度を高くするために、もっともっと頑張っていきたい。映画だけではなく、ゲーム、音楽と、いろいろなコンテンツに対応していく」と意気込みを語った。
続いて登壇したGoogle Play アジア太平洋地域統括副社長クリス・ヤーガ氏は、「Android TVは家庭の中でもっとも大きなスクリーン、すなわちテレビに対応したエキサイティングなもの。Nexus Playerを使えば、様々なエンターテイメントコンテンツを、シームレスに、美しく映し出せる」と胸を張った。
発表会にはコンテンツパートナーとして、GYAO 取締役メディアサービス本部長 寺岡宏彰氏、U-NEXT 代表取締役社長 宇野康秀氏も登場。「3月上旬には、Android TVに対応したアプリで、約5万本のクオリティーの高い映像作品を無料で見ていただける予定。また新サービスに関連した発表も近々予定している」(寺岡氏)、「Nexus Playerというすばらしいデバイスに対応できるのは新しい時代が始まっている瞬間かな、と期待している。ワイモバイルさん、ソフトバンクさんとご一緒にキャンペーンを広げていきたい」(宇野氏)と、それぞれ抱負を語った。
なお、発売に合わせて、Nexus Player購入者にGoogle Playで利用できるクーポン2000円分をプレゼントする「Nexus Playerをはじめようキャンペーン」がグーグルの主催によって実施される。
また、ワイモバイルは、MNPによってスマートフォンを契約したユーザーにNexus Playerをプレゼントする「Nexus Playerプレゼントキャンペーン」を実施する(関連リンク)ほか、ソフトバンクでは現在実施中のキャンペーン「AQUOS CRYSTAL機種変更サポート」の特典として、2月27日より新たにNexus Playerを選ぶことができるようになっている(関連リンク)。
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