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UQ、WiMAXとWiMAX 2+の周波数切替を開始 栃木県真岡市から

2015年02月12日 18時30分更新

文● オカモト/ASCII.jp

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 UQコミュニケーションズは、今日12日から栃木県真岡市において、WiMAX 2+の周波数を拡大したと発表した。

 同社は30MHz幅の周波数でWiMAX、2013年に追加で割当を受けた20MHz幅でWiMAX 2+のサービスを提供してきた。前者のWiMAXの30MHz幅のうち、20MHz幅をWiMAX 2+に切り替え、WiMAX 2+の帯域を拡大する取り組みを順次展開予定だ。

UQが割当を受けている計50MHz幅の周波数のうち、20MHz幅を今春にWiMAX 2+に順次切り替える。その代わりにWiMAXは下り最大13.3Mbpsに低速化される

 20MHz幅+20MHz幅によるキャリアアグリゲーションには、1月に発売された「Speed Wi-Fi NEXT W01」で対応し(実際に利用するには3月予定のファームアップデートが必要)、従来の2倍となる下り最大220Mbpsの通信速度が利用可能になる。

キャリアアグリゲーションに対応するファーウェイ製「W01」

4×4MIMO対応のNECプラットフォームズ製「WX01」

 下り最大220Mbpsへの倍速化は、4×4MIMO方式でも行なう予定で、こちらは3月上旬発売予定の「Speed Wi-Fi NEXT WX01」で利用可能。基地局のソフトウェアアップデートで対応可能な4×4MIMO方式と比べ、周波数の切り替えは順次行なわれる予定だが、発表会において同社野坂社長は「1年はかけたくない」という発言も聞かれた。


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