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行列に対する規制が実施され、例年以上にハード

凄絶!! アップルストア銀座「Lucky Bag」2015年前日レポート

2015年01月02日 04時00分更新

文● 倉田吉昭

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過去に例のない割り込み防止措置を実施

 1月1日午前10時の時点で店側からリストバンドが配られた。これは列に並んでいたことを証明するもので、割り込み対策だという。これ自体が整理券になるわけではなく、翌朝の1月2日6時に整理券を配る際にこのバンドがなければ手に入らないということだ。二重の整理券といってもいいだろう。こうしたものがApple Store,Ginza(銀座)で配布されるのは筆者の記憶の限り初めてだと思う。

1月1日朝10時に、紙製のリストバンドが配布された。番号は順不同なのでバンド装着者同士の横入り防止にはならない

 他店では番号と名前を確認し、ふたつの組み合わせが正しくないと整理券がもらえないという厳格な措置が取られたところもあったようだが、Apple Store,Ginza(銀座)では特に番号も名前も確認せず、配布しただけだ。リストバンドをもらえればLucky Bagを買うことは可能なので、順番さえ問わなければ列を離れてもいいという。実際、このバンドが配られてから、列を離れる人の姿が目立つようになり、筆者の友人は完全に列を離れて、最後に買うことにしたと言って暖を取りに去ってしまった。

整理券の配布に移行してほしい

 リストバンドは確かにいいアイデアだが、列の後ろから前への割り込みは可能ではないかと思う。結局は割り込みを恐れて列に残る人も多く、寒い間中座することもできず、行列が形成されたままだ。これなら最初から名前を確認して整理券を配り、1月2日の開店間際まで列を解散させたほうがよかったのではないだろうか。整理券配布時にやはり行列ができる可能性はあるものの、複数回に分けるなど、Lucky Bag購入希望者にも近隣にも負担が少ない方法を採り入れてほしい。

 それとも、そこまで行列を作らねばならない理由があるのだろうか? はなはだ疑問だ。

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