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最高レベルの電力供給の可用率で設備・運用コストも2割安価

NTT Com、自社設計の「上海プードン データセンター」開設

2014年11月20日 14時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 NTTコミュニケーションズは、中国・上海浦東(プードン)開発区において、サーバールーム面積約 2600㎡(1000 ラック相当)の「上海 プードン データセンター」の提供を2014年11月20日より開始する。上海において3つ目のデータセンターとなるという。

設備設計・構築・運用までのすべてを自ら実施する「上海 プードン データセンター」

 上海 プードン データセンターは、万一の停電や設備故障、設備点検時の機能停止に備え、電源・空調・通信ルートなど各種設備の冗長化を図っており、災害時にも安全な設計を採用する。電力供給の可用率は中国本土のデータセンターでは、最高レベルの99.9999%を実現。1ラックあたり10kVAの高密度電力供給を望むユーザーの要望にも対応可能になっている。さらに、設備や運用コストを上海エリアの他のデータセンターより約2割低減し、トップクラスのコストパフォーマンスを実現したという。

 また、「キャリアニュートラルポリシー」の採用により、複数の中国通信会社のネットワークが利用可能。ネットワークルートやキャリアを冗長化した可用性の高いネットワーク構成が実現する。全世界196カ国をカバーする「Arcstar Universal One」を導入することで、高信頼、低遅延、低コストのグローバルネットワーク環境も利用できる。

 さらに通信設備も南北の通信事業者のネットワークと直接接続している。中国においては、南北の通信事業者間の相互接続環境などが原因で、インターネット接続が不安定な状況が頻発しているが、不安定な接続状況の影響を受けずに快適な通信環境が実現できるという。加えて中国国内各地のインターネット網内を最適ルートで接続できるBGPインターネットサービスや中国国内VPN接続サービスも利用できる。

 日本語・英語・中国語による24時間365日対応のサービスデスク、オンサイトスタッフによる各種マネジメントサービスは、ITシステム運用管理の包括的ガイドラインであるITILのみならず、国際認証であるISO 27001 ISO 9001 ISO 20000などにも準拠した安全かつ効率的なオペレーションを提供するという。

 NTTコミュニケーションズが中国本土で提供するデータセンターの中では初めて、設備設計・構築・運用までのすべてを自ら実施するデータセンター。品質やコストを一元的にマネジメントできるため、ユーザーはグローバルで統一された安定した品質のデータセンターサービスを魅力的な価格で利用できるという。同社が持つ豊富な提供実績や技術ノウハウを結集することにより、一層の低コスト化を実現した本データセンターは、中国本土で高度なICT基盤を求める金融機関や製造業、ITサービス事業者などのユーザーにとって最適なデータセンターサービスを提供する。

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