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KDDIの太平洋横断電話ケーブルが歴史的偉業に認定!

2014年11月12日 19時21分更新

文● ASCII.jp編集部

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KDDI、グラハム・ベルなどに並ぶIEEEマイルストーン受賞!

 KDDI、AT&T、ハワイアンテレコムの3社が1964年から運用を開始した世界初の太平洋横断電話ケーブル「第一太平洋横断ケーブル」(TPC-1)が、電気・電子・情報関連分野でIEEEマイルストーンに認定された。IEEEマイルストーンとは、歴史的偉業と認定された事業などに贈られるもの。

 TPC-1とは日米間の国際通話を可能にした海底電話ケーブル。日本、グアム、ハワイの約1万kmにわたって設置された。当時は東京オリンピックを控えた国家的規模のプロジェクトとして進められ、開通時には日本の池田首相とアメリカのジョンソン大統領(ともに当時)が記念通話を行なったほど。それまで一般的な国際電話だった短波通信と比べ、市内通話と同じくらいのクオリティーで双方向通話が24時間いつでもできるようになり、日本の高度成長に大きな貢献を果たした。なお、TPC-1の運用は1990年9月1日で停止している。

受賞のスピーチを行なう、KDDI 代表取締役社長 田中孝司氏

 IEEEマイルストーンに認定されているのは、グラハム・ベルの電話、マルコーニの無線通信といった、社会的貢献度が大きい技術ばかり。KDDIが認定されたのはこれが初めてではなく、2009年の太平洋横断衛星TV中継、2012年のG3 ファクシミリの国際標準化に続いて3度目。

 今日行なわれたIEEEマイルストーンの贈呈式ではKDDI 代表取締役社長の田中孝司氏も登壇し「海底ケーブルは現在10本以上が設置されているが、TPC-1で培われた技術が取り入れられている。TPC-1は関係メーカーみなさんのご支援で完成したもの。改めて感謝したい」と受賞を喜んだ。今後は世界最大規模である60Tbpsを誇る大容量光海底ケーブルを敷設予定とのこと。


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