iOS 8とともに登場した「iCloud Drive」は、従来のiCloudとは異なり、ファイルやフォルダーをクラウドに保存できるDropboxのようなサービス。容量は5GBまで無料と太っ腹。ファイルの存在を隠してきたiOSにとっては方向転換とも言える。今回は、「iCloud Drive」を活用する技を紹介しよう。
20GBのストレージが月額100円で利用可能になった
iOS 8端末をセットアップすると、「iCloud Drive」の利用を促されるが、注意点などが表示されるので「今はしない」を選んでいる人も多いことだろう。「iCloud Drive」は一度有効にしてしまうと、元に戻せないので、複数の端末を所有している人は要注意。iOS 8以上でないとiCloudを利用できなくなる。以前のiOSでiCloudを利用している場合は、アップデートしない方がいいだろう。Macでもネイティブで「iCloud Drive」に対応するのは最新のYosemiteからとなる。
「iCloud Drive」のストレージ容量は5GBで、アップロードできるファイルの種類に制限はなく、1ファイルの最大サイズは15GB。容量は追加購入することができ、20GBなら月額100円、200GBなら月額400円、500GBは月額1200円、1TBは月額2400円となる。ライバルとなるDropboxは1TBで月額1200円だが、それ以下のプランがない。20GBや200GBといった容量を低コストで利用できるのはうれしいところだ。利用の手続きは簡単で、iCloudの設定を開き、「iCloud Drive」をオンにするだけ。
(次ページでは、「撮った写真はiCloud Driveに自動アップロード」)
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