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エボラ感染予防 ロボット注目集める

2014年10月22日 18時30分更新

文● 盛田 諒(Ryo Morita)/大江戸スタートアップ

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 エボラの感染予防に使えるロボットを開発していると、米テキサスのゼネックス(Xenex)が注目を集めている。同社が開発しているのは病院用の紫外線殺菌ロボット「リトル・モエ」(Little Moe)だ。

 紫外線を照射し、5分ほどで細菌の遺伝子を破壊する仕組みで、米国250か所の病院で使われている。ロボットとはいえ自律駆動するわけではなく、部屋から部屋へは人間の手で移動させる必要がある。

 ゼネックスは2009年創業で、代表はクラウド企業ラックスペース・ホスティング共同創業者でもあるモリス・ミラーCEO。リトル・モエは医療施設だけでなく、スポーツチームのユニフォームを消毒するような用途も想定されている。

 なお同社ではエボラウイルスに関する実験や研究を進めるとともに、エボラの新たな感染や感染予防に関する情報をメールで配信するなど対策を進めている。


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