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車載用ヘッドアップディスプレーが登場間近か

シャープ、車載用ヘッドアップディスプレー用LEDレーザーを発売

2014年10月20日 16時13分更新

文● 行正和義

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ディスプレイ光源用 赤色半導体レーザ GH0631IA2G

 シャープは10月20日、業界最高の光出力となる赤色半導体レーザー光源素子「GH0631IA2G」を発表した。21日よりサンプル出荷を開始、12月22日より量産出荷を開始する。

 赤色半導体レーザーとしては業界最高出力となる180mW(25度)という光出力を持ち、高温動作時(65度)でも120mWの高出力を維持。33%という業界最高の変換効率によって小型化・搭載機器の放熱設計を簡略化できる。

 小型プロジェクター光源のほか車載用ヘッドアップディスプレー用光源としての用途が見込まれており、車のフロントガラスに各種情報を表示し、周囲が明るい状態でも高輝度なためはっきりと表示が視認できる。

 ピーク発振波長は638nm、動作電圧2.55V、電流は215mA。サンプル価格は5000円。

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