NECパーソナルコンピュータは10月15日、OSにAndroid 4.4を搭載するタブレット「LaVie Tab S」を発表した。11月中旬から下旬にかけて順次出荷予定。予想実売価格は、LTEモデルの「TS708/T1W」が4万3000円前後。Wi-Fiモデルの「TS508/T1W」が3万5400円前後。
現行モデルはCPUがMediaTekのMT8121、1GBメモリーという構成だが、秋冬モデルは「Bay Trail Refresh」と呼ばれるAtom Z3745(1.33GHz/最大1.86GHz)と、2GBメモリーにパワーアップ。ストレージ容量は16GBだ。ディスプレーも1920×1200ドットのIPS液晶となった(現行モデルは1280×800ドット)。無線規格はIEEE 802.11b/g/n、Bluetooth 4.0に対応している。
「TS708/T1W」はmicroSIMスロットを搭載しており、SIMロックフリー、2.1GHz/1.8GHz/900MHz/800MHzのLTE、900MHz/2.1GHzの3Gに対応する。
インタフェースはMicro USB端子、ヘッドフォン出力/マイク入力端子、micro SDメモリーカードスロット(SD/SDHC/SDXC)。最大約8時間の連続駆動が可能だ(Web閲覧時)。
現行モデル同様、標準搭載アプリ「Ebi Reader」、「コンテンツモバイルナビ」、「らくらく無線スタートEX2」、「McAfeeリブセーフ」などを搭載。さらに「ことりっぷ」、「NAVITIME」など旅先で利用できるアプリを新たに搭載する。
全機種とも購入特典として、電子書籍販売サイト「eBookJapan」で電子書籍が購入できるクーポン2160円(税込)分が付く。
LaVie Tab Sの主なスペック | |||
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型番 | TS708/T1W | TS508/T1W | |
想定実売価格 | 3万9800円前後(税別) | 3万2800円前後(税別) | |
OS | Android 4.4 | ||
CPU | Atom Z3745(1.33GHz/最大1.86GHz) | ||
メモリー | 2GB | ||
ストレージ | 16GB HDD | ||
ディスプレー | 8型ワイドLED IPS液晶(1920×1200ドット) | ||
通信機能 | IEEE 802.11b/g/n、Bluetooth 4.0 | ||
LTE/3G | SIMロックフリー、LTE:2.1GHz/1.8GHz/900MHz/800MHz、3G:900MHz/2.1GHz | - | |
カメラ | 前面:約160万画素、カラーCMOSカメラ、固定フォーカス 背面:約800万画素、カラーCMOSカメラ、オートフォーカス、解放F値 |
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センサー | 近接センサー、加速度センサー、GPS | 加速度センサー、GPS | |
内蔵スピーカー | 内蔵ステレオスピーカー | ||
インターフェース | Micro USB端子、ヘッドフォン出力/マイク入力端子、microSDカードスロット(SD/SDHC/SDXC) | ||
サイズ | 約幅209.8×奥行123.8×高さ7.9mm | ||
重量 | 約310g | 約305g |