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Bluetoothでお金を渡せる時代に

2014年10月08日 16時00分更新

文● 盛田 諒(Ryo Morita)/大江戸スタートアップ

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 決済ベンチャーの米スクエアが開発した送金アプリ「スクエアキャッシュ」(日本未上陸)に7日、iOS 8対応の新機能が追加された。低消費電力Bluetoothで送金できる、無線送金機能だ。

 同社では「ニアバイ・ペイメント」(近くの送金)と呼んでいる。自分宛てに送金できることを知人など特定の連絡先にだけ知らせるか、あるいは誰でも送金できる状態にするかはアプリで設定できる。

 スクエアキャッシュはもともと、デビッドカードを使いメールで送金できる手軽さが売りのアプリ。件名に金額を入れて「send@square.com」というアドレス宛にメールを送るだけで送金が完了する。

 スクエアはスマートフォンやタブレットでカード払いができるモバイル決済インフラの雄。今年8月には、地元レストランの食事を配達するデリバリーサービスのキャビアを買収し、中小決済インフラでの利用企業の取り込みを図っている。


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