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ビットコイン決済をECサイトに導入できるサービスが登場

2014年09月16日 17時00分更新

文● 加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

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 世界最大規模の取引所「Mt.GOX(マウントゴックス)」(東京・渋谷)が経営破たんしたことで、その存在が危ぶまれていたビットコイン(BitCoin)。しかし、決済手段の1つにビットコインを導入されたり、国内初のビットコインATMが登場したりなど、その息を吹き返しつつある。

 ビットチェックは16日、日本初のビットコインオンライン決済プラットフォームとなる「ビットチェックペイ」のサービスを開始した。ビットチェックペイは、数行のソースコードをECサイトに加えるだけで、ビットコインによる決済を導入できる。

「ビットチェックペイ」の概要
「ビットチェックペイ」の概要

 大きな特徴として、10円からの少額決済が可能で、月額固定費や決済手数料は無料。回収した売上代金の支払いは最短翌日で、ビットコインの価格変動の有無に関わらず、商品の決済時点で円換算の販売金額で決済できる(ビットコインでの受け取りを選択することも可能)。

「ビットチェックペイ」の利用の流れ(「ビットチェックウォレット」はビットコインを「買う」「送る」「受け取る」ができる機能)
「ビットチェックペイ」の利用の流れ(「ビットチェックウォレット」はビットコインを「買う」「送る」「受け取る」ができる機能)

 データとしてネット上で存在する仮想通貨であるだけに、なかなか実態を把握しにくいビットコイン。しかし、マウントゴックス問題を乗り越え、日本でも普及の兆しが見えてきたのかもしれない。

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