高速通信量の上限に達するも
翌月繰越制度に助けられる
一度完全に使えない場所に当たってしまった以外はmineoはとても快適。快適ということは通信する作業も捗るということになり、さらに通信量は増えていくということでもある。快適ではないほうが通信量の節約になるんではないかと思えてくる。
また、今まではモバイルルーターを主に使っていたが、機種にもよるが、電源を入れてから使えるようになるまで少し時間がかかっていた。1分あれば使えるのだが、それがスマートフォンのテザリングでは、その時間が短縮され、テザリング設定をすればすぐに使えるようになる。
すぐ使えて、さらに快適となれば、通信量も増えてくる。その結果、8月は中旬になって高速通信可能容量の上限である1GB近くまで達することになってしまった。この数値はスマートフォンのデータ量の計測機能で確認したものだが、1GBを超えても速度制限がかからない。
よく調べてみると、mineoは使いきってない容量は翌月に繰越しとなる制度があった。mineoは7月の下旬に開通していたので、7月は1GBを使いきらず764MBも残っていた。
そのため、もう少しだけmineoの高速通信を使うことができた。上限に達した場合にどうなるかを試すため、動画のダウンロードなどを行ない上限まで通信をしたところ、上限に達するとすぐに速度が落ちた。
規格上の速度は200kbpsだが、速度測定アプリでは0.4Mbps近い数値が出ているとおり、あまりデータ量の多くないウェブサイトの閲覧では、なんとか実用範囲内にとどまってる。
テザリングできるスマートフォンは手放せない
前回、mineoとは別にIIJmioの音声付きの格安SIM「みおふぉん」も使いはじめたが、これを使って思うのは、テザリングが使えないスマートフォンは使い勝手という点で残念だということ。
IIJmioはドコモのネットワークが使え、LTE非対応エリアでも3Gでも通信できる。まったく通信できないエリアはmineoよりは少ないと思うが、テザリングができないためにノートPCを持ち歩く際はモバイルルーターやmineoのSIMを挿したスマートフォンが必要になる。
そのため、音声もテザリングもとなると、mineoの音声通話付きも魅力的。ただし、音声通話付きは音声通話は3G、データ通信はLTEとなるため、先に述べたように音声通話はできても、データ通信ができない場所が発生する可能性がある。
IIJmioでテザリング対応となると、ドコモ以外のSIMフリーのスマートフォンを使う必要があるが、性能の割に入手価格が高かったり、おサイフケータイが使えなかったり、対応周波数帯が限られてエリアが狭くなってしまったりと、やはり何かが欠けてしまう。
mineoと音声通話付きのIIJmioのSIMを使う限り、どちらも何かが欠けており完璧とはいかず、3Gのエリアも使えてテザリングもできるドコモ、au、ソフトバンクと契約したスマートフォンにはかなわない。やはり、格安SIMは、安いがゆえの制約は受けなければならないだろう。
mineoを使いつづけるためには
やはり補完する何かが必要
基本的にはmineoのサービスは気に入っている。速度という点にも満足している。mineo+適当な音声端末があれば、通話もスマーフォンによる通信もノートPCの通信も可能となる。ただし、通信できない場所があると困るという場合は、それを補完する何かが必要となる。
筆者の場合は通信できない場所があっては困るので、今のところドコモ回線に対応したモバイルルーターを持ち歩くことで対応している。万一の際にIIJmioのSIMを差し替えて使えば通信が可能だからだ。
また、筆者が現在mineoで使っているスマートフォンは格安で入手した「Xperia VL SOL21」だが、使用できる周波数帯が多い世代の新しいauスマートフォンを使えば、もう少しエリアが広くなる可能性がある。こちらも近々少し新しい機種を用意して試してみようと思っている。
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