市場調査会社のカンター・ジャパンは20日、日本を含む49カ国(地域)で実施した「Connected Life(コネクテッド・ライフ)調査」の結果を発表。少なくとも週に1回はインターネットにアクセスするネットユーザーで「(紙の)新聞」を毎日読むと回答した人の割合は平均35.2%となった。
「(紙の)新聞」を毎日読む人の割合で49カ国(地域)中トップだったのはインドで58.4%。2位は53.5%で日本がランクインし、3位は52.3%のシンガポール。最下位の49位は8.2%のギリシャだった。日本のネットユーザーで「オンラインニュース、スポーツ又は天気」を毎日読む(見る)と回答したのは56.5%となっている。
「(紙の)新聞」を毎日読む人の割合を年代別にみると、高齢化とともにその割合は高くなり、16~24歳が39.3%、25~34歳が45.7%。35歳からは半数を超え、35~44歳は50.6%、45~54歳は64.9%、55~65歳は67.6%となった。
「オンラインニュース、スポーツ又は天気」を毎日読む人の割合を年代別にみると、16~24歳が43.6%、25~34歳が52.5%と高まるが、35歳以上はほぼ横ばいで、35~44歳は60.3%、45~54歳は61.6%、55~65歳は61.3%だった。