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LINE、小中学生向け「ネットとの上手な付き合い方」教育

2014年08月01日 05時55分更新

文● 加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

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 LINEと静岡大学は1日、「小中学生向け情報モラル教材」の配布を開始した。4月より共同で研究・開発を進めてきた教材を全国の小中学校で実施できるようにパッケージ化。希望する学校を対象に配布する。

 今回の取り組みの背景にあるのは、正しい知識を持たない若年層による、インターネットやスマホでのトラブルの増加。そこで、インターネットとの上手な付き合い方やコミュニケーション方法について「自ら考える」啓発教育を行うことを目的としている。

スライド教材(左)とカード(右)
スライド教材(左)とカード(右)

 教材パッケージの内容は、『「楽しいコミュニケーション」を考えよう!』スライド教材とカード、ワークシート。「あなたがクラスメイトから連絡があると『遅いな』と思うのは何時から?」や「あなたがクラスの友達に言われて「嫌だな」と感じるのはどれ?」といった議題に関して、5枚セットのカードを使いながら子どもたちでディスカッションなどを行う。

 教材パッケージが届いてすぐに教職員の方々が使えるよう、指導者用のガイドブックもパッケージに付属。また、学校からの要望によって、LINEの社員によるデモンストレーション授業も実施する。

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