E-コマース機能の強化に向けた動きだ。
ツイッターはツイートからの商品購入をもっと簡単にしたいと考えている。同社は決済を手掛けるベンチャー企業CardSpringの買収を発表した。CardSpringは、開発者が自社のアプリやプロダクトにより簡単に決済機能を追加できるサービスを提供している。
ツイッターはこれまで、「tweet to buy(ツイートして購入)」機能などによってE-コマース部分の強化に取り組んできたが目に見える形の成果は出ていない状況だ。
CardSpringの獲得によって、開発者の支払い機能追加を支援するという専門性の高い経験を持つエキスパートがツイッターのスタッフに加わることになる。
「CardSpringチームと彼らが開発した技術は、『瞬間的なコマース体験』を私たちのユーザに提供するための最適な方法についての我々の哲学に非常にマッチしています」とツイッターのコマース部門の責任者、ネイサン・ ハバードはブログの投稿で説明している。
このツイッターの発表は、フェイスブックの支払い機能強化のニュースにすぐに続いた形となる。フェイスブックはページや広告上での購入ボタンをテストしていると発表した。この機能によってフェイスブックのユーザーは、外部のオンライン・ストアにクリックして移動することなく同サービス内で直接商品を購入できるようになる。ツイッターもこれと類似のことをするのが目的だろう。
画像提供:CardSpring.com
Selena Larson
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※本記事はReadWrite Japanからの転載です。転載元はこちら