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JAL、羽田空港第一旅客ターミナルで実証実験を開始

スマートウォッチとiBeaconで空港旅客業務を効率化

2014年07月14日 18時48分更新

文● 行正和義

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スマートウォッチを装着するスタッフ

 日本航空と野村総合研究所は7月14日、スマートウォッチとiBeaconを用いて空港旅客業務の先進化に向けた実証実験を開始すると発表した。

NTTドコモより提供されるスマートウォッチ(左:GALAXY Gear2/GALAXY Fit)と位置情報を見てコントロールするデスク担当者(右)

 これは羽田空港第一旅客ターミナルビルにおいて、7月16日から約1ヶ月間実施するもの。iBeaconの活用は、各搭乗ゲートに設置されたビーコンが発する信号を搭乗ゲート担当のJALスタッフが持つスマホが受信、スタッフの所在・配置状況をコントローラーデスク担当者がリアルタイムに把握するのに用いる。

搭乗ゲートのスタッフの配置状況を確認するための画面 (左)とゲートに設置されるiBeacon(右)

 スマートウォッチはスタッフが装着、携帯情報機器や無線機を取り出すことなく業務に必要な情報の入手や共有を行えるようにする。ドコモより提供された「GALAXY Gear2」、「GALAXY Fit」を活用するほか、Android Wear搭載の「LG Watch」なども実験の対象とする。

 これらの活用によって、JALでは顧客の利便性向上に寄与する活用シーンを検討、「チャレンジJAL」のスローガンのもとに常に新鮮な感動を得られる先進的サービスを追求するという。

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