このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

天国に1番近い絶叫マシン! 富士急ハイランドに新ライドオープン

2014年07月11日 21時34分更新

文● 太田/ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

上下左右にGがかけられるたびに懺悔が浮かぶ、そんな絶叫マシンでした……

 富士急行は、フライトシミュレーションライド「富士飛行社」を富士急ハイランドに、絶叫アトラクション「大空天国」をさがみ湖リゾートプレジャーフォレストに18日からオープンする。その正式オープンに先駆けて報道関係者を集めたプレス向け内覧会を開催した。

幸いにも台風一過の見事な青空に恵まれた

富士急ハイランドらしくない!?
実際に草木の匂いが感じられるハイソなアトラクション

 富士飛行社は、半球体構造になった直径20mの巨大スクリーンと、飛行訓練にも使われるという精密な動きをする座席が富士山周辺のフライト映像と連動することで、スケール感あふれる大迫力の富士山飛行映像を楽しめる全天候型のアトラクション。また、乗車中に流れる音楽は久石 譲氏が担当している。

富士飛行社は、過去に「ガンダム クライシス」が実施されていた場所に設営されている

乗車列の部分では、よく作られているドラマティックな富士飛行社の映像が。ギャグオンリーの映像だがかなり面白い

富士飛行社の歴史

 アトラクションは全天候屋内型で、稼働開始と同時にイスが前に迫り出し、前面に広がるスクリーンに映しだされたパノラマ映像とともに椅子が動き出す仕組みだ。映像は、四季折々さまざまな富士山をヘリコプターなどで撮影し続けたもの。映像内で森林に入ると草木の香りが、低空を飛行する際には湖面の水しぶきを表現するミストが実際に噴霧される。筆者は絶叫系アトラクションが苦手だったのだが、まったく怖さを感じさせない。所要時間は5分20秒だが、時間を忘れる楽しさがあった。なんというか、絶叫系が多い富士急ハイランドらしくないアトラクションと言える。

自然を感じられるように翼の上にむき出しで座る

パイロットは勤続85年のベテランパイロットだそうだ

 同社代表取締役社長の堀内光一郎氏は、富士飛行社について「見たことのない富士山、特別な富士山を見ていただきたいという思いがあった。どんな時でもいつでも見ていただきたい。世界遺産登録アトラクションという意気込みで作ったものが富士飛行社。従来のハイランドの機械と違って品格があるものだと思っている」と、ジョークを交えて解説した。

代表取締役社長の堀内社長。さすが遊園地の社長だけありトークが面白く、発表会では何度も笑いが起こっていた

次ページでは、「動画もあるヨ! 天国に1番近い絶叫マシンをお届け!

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ