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生体情報をリアルタイムに収集、テレヘルス(遠隔医療)時代のキーデバイスを目指す

東芝、貼り付け型ウェアラブル生体センサーを発表

2014年07月09日 17時02分更新

文● 行正和義

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貼り付け型ウェアラブル生体センサー「Silmee Bar type」

 東芝は7月9日、人体に貼り付けて心電位や脈波、体動や皮膚温を測定する生体センサー「Silmee Bar type」を製品化したと発表した。大学や研究機関、企業向けに9月より発売する。

東芝は本年よりヘルスケア事業を統合し、本格的に医療分野の事業拡大を目指している

 ゲルパッドで胸部に貼り付けることでう生体情報を連続計測できる防水小型のウェアラブル生体センサー。計測したデータを元に心拍間隔、脈波間隔、体動量、姿勢を算出、Bluetooth経由でスマホやタブレットに結果を表示する。

 制御・通信を行うインターフェース仕様「Silmee API」を提供するなど、多様な応用システム・サービスの開発をサポートするという。サイズは幅64×奥行き28×厚み9.6mm、重量は約14.6g。連続で約24時間の利用が可能。価格はアプリケーションおよび充電器などのセットで10万円前後。

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