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スケールアップ用途とスケールアウト用途の2種類が用意

Fusion-io、容量と性能を2倍にしたPCIeフラッシュストレージ

2014年07月08日 14時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 7月8日、フュージョンアイオー(Fusion-io)はPCI Express(PCIe)接続のフラッシュメモリプラットフォーム「ioMemory PX600」および「ioMemory SX300」(以下、ioMemory)を発表した。

スケールアップ前提の高速モデル「ioMemory PX600」

スケールアウト用途の大容量モデル「ioMemory SX300」

 ioMemory PX600およびioMemory SX300は、同社のioMemoryアーキテクチャーに基づいた第3世代の製品。最新プロセスのNANDフラッシュメモリーと、その性能を引き出すソフトウェアの組み合わせで、従来製品の特徴を踏襲しつつ、2倍のパフォーマンスと2倍の容量を実現したという。また、シンプル設計なioMemoryでは障害ポイント自体が少なく、LDPC(Low Density Parity Check)による強固なECCや低エラーレートなどで業界最高クラスの信頼性を確保しているとのこと。

 ioMemory SX300は通常の2.5インチSSDの6倍を謳う最大6.4TBの大容量モデルで、サービスプロバイダーやクラウド事業者のスケールアウト向け。ioMemory PX600は業界最高レベルの書き込み性能を実現するモデルで、仮想化基盤やデータベースアプリケーションなどを前提とした企業システムのスケールアップ向けとなっている。

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