ペット産業にもデジタルの波が到来!
紙からタブレット、携帯電話がスマートフォンに変化していったように、日進月歩の勢いで進化していくIT技術。それはペット産業でも例外ではなく、デジタルを活用したペット用品も登場を始めている。以前からペットの気持ちが表示されるガジェットがあったが、今はもっとスゴい。今回お届けするのは、そんな数あるデジタルペット用品の一端であるが、ペットの体調管理にも役立つこと請け合いだ。
アクションカメラを使って愛犬の目線で動画を撮影!
愛犬は普段どんな世界を見ているのだろうか? そんなギモンを解消してくれるのがアクションカメラだ。アウトドアでの撮影に特化したデジタルギアで、今までのデジカメとは違った映像を撮れるのが魅力。今回はソニーの「HDR-AS100VR」とドッグハーネスを利用して、愛犬目線の動画を撮影するワザを紹介しよう。
ドッグハーネスでアクションカメラを装着する
2014年2月に、ソニーからアクションカムの上位機種「HDR-AS100V」が発売された。アクションカムは、自分の体や自転車などに装着し、動いている本人目線の動画を撮影できるのが魅力。カメラは1/2.3型Exmor CMOSセンサーを搭載し、フルハイビジョンの動画を撮影できる。HD 50Mbpsのハイビットレート撮影や、秒間120コマ/240コマといったハイスピード撮影も可能だ。静止画も撮影でき、こちらは1350万画素。JIS IPX4相当の防滴性能を備えており、雨が降る程度なら問題なし。
今回利用するのは、カメラ本体にライブビューリモコンキットとウォータープルーフケースを同梱した「HDR-AS100VR」。ライブビューリモコンは腕時計型のデバイスで、無線LANでカメラと接続し、映像を確認したり、撮影を開始・停止したりできる。ウォータープルーフケース「SPK-AS2」にセットすれば、5m防水や防塵性能も備える。愛犬がいきなり水たまりに突っ込んでも大丈夫だ。
まずは、カメラを準備し、愛犬に装着しよう。その際に利用するのがドッグハーネス「AKA-DM1」だ。装着すると、背中にカメラをセットできるようになる。ちなみに、中~大型犬用のアイテムで、体重15kg以上の犬専用。今回の写真モデルは撮影スケジュールの都合で小型犬だが、実際の映像は大型犬で試している。なお、小型犬に装着したところ、ハーネスの固定がややゆるく、カメラが揺れ気味だった。
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