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画像を扱うために求めたいスペックとは?

NVIDIA Quadroでクリエイターデビューしよう!

2014年04月11日 11時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 パソコンで高速に画像を処理したいなら、高性能なGPUを選ぶ。これはある程度知識のあるユーザーの間では常識だろう。

 しかし、一口にGPUといっても、3Dゲームを高性能に楽しむのと、写真や動画の処理、あるいは3Dアニメの制作を高速化するのでは、求められるスペックが多少異なる。

 最近ではCPU内蔵のGPUも高性能化が進んでおり、ノートはもちろんデスクトップでもビデオカード(あるいはディスクリートのGPU)を追加せず使っているユーザーが多いかもしれない。しかし、やはり対応したアプリで本格的な作業をこなすとなると、用途に合ったGPUを選択する効果は大きい。

画面はAutodesk Maya LT 2015

 特にAdobeやAutodeskの製品など、クリエーター向けのアプリケーションを中心に動かすのであれば、Quadroシリーズの選択は検討に値する。ここではクリエイター、そしてプロの現場になぜQuadroシリーズが必要なのかを見ていこう。

使うソフトや環境によって、求められるスペックには差が出てくる

 高性能なPCというと、どんなスペックを思い浮かべるだろうか。

 多くの人は高性能なCPUや大量のメモリーを搭載したマシンをイメージするだろう。

 それは間違いではないが、PCを構成するパーツはそれだけではない。大容量のデータ転送やOSやアプリケーションの起動を高速化するためにはストレージ(SSDやHDD)と外部機器とのインターフェースが重要になるし、ここで話題とするGPUの種類も高い影響力を持つ。PCはさまざまなパーツの組み合わせでできており、トータルの組み合わせで性能が決まるのだ。

Quadro K2000D

 予算の制約がないのであれば、すべてを最高にするという選択もありえるが、そんな人は少ないだろう。となると自分の目的とする処理を高速化する際にどのパーツを重点的に強化するか、という選択が必要となる。それではGPUの変更はどんなときに有効なだろうか? 復習も兼ねて、まずは簡単に解説しよう。

 GPUはGraphics Processing Unitという名のとおり、グラフィックス処理に特化したチップだ。複雑な計算にも対応できるCPUとは異なり、GPUは単純な処理しか実行できないが、そのぶんコアは数百個の単位で持っており、複数の計算を同時に走らすことができる。搭載するビデオメモリーもGDDR3/GDDR5など高速なものを利用する。これは決まった処理を大量のデータに対して施す画像処理と相性がいい。

 こうした特徴を生かし、最近ではGPUをさまざまな用途で活用しようという動きがある。GPGPUなどと呼ばれるもので、CUDAやOpenCLといったフレームワーク(開発を効率化するための枠組み)を利用し、汎用的な並列計算をするソフトが開発されている。例えばAdobe CSのMercury Graphics EngineはOpenCLを使って、ズーム処理、ブラシサイズの変更、ドラッグ回転などを高速化。これ以外にも、大量のデータを扱う動画編集ソフトや、物理演算が必要な3Dアニメーションの制作ソフトなど、GPU搭載のメリットを実感できるソフトは多い。

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