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ヘビーゲーマーも満足のパフォーマンス!!

高性能CPUとGPUを搭載したハイエンドゲーミングPC「HP ENVY Phoenix 810-190jp 東京生産ゲーマーズモデル」

2014年03月17日 11時00分更新

文● 石井英男

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期待以上の高いパフォーマンスを実現

 HP ENVY Phoenix 810-190jp 東京生産ゲーマーズモデルは、インテルの最上位CPUとNVIDIAの高性能GPUを搭載した高性能ゲーミングPCであり、その性能が気になるところだ。そこで、いくつかベンチマークテストを行なってみた。

 まず、PCの総合的なパフォーマンスを計測する「PCMark 7」を実行した。結果は、下のグラフに示した通りで、総合値であるPCMark scoreは5713と非常に高い。OSやベンチマークプログラムはSSDにインストールされているため、ストレージ関連スコアも非常に高い。

PCMark 7の結果

 次に、3Dグラフィックス性能を計測する「3DMark」を実行してみた。一番負荷の高いDirectX 11ベースのテストである「Fire Strike Extreme」のスコアは3430と高く、ゲーミングPCとしてトップクラスの性能を持つといえるだろう。

3DMarkの結果

 今度は、GPUによるOpenGL描画性能とCPUによる3Dレンダリング性能を計測する「CINEBENCH R15」を実行したところ、OpenGLの結果は87.03fps、3Dレンダリング性能の結果は989cbという、非常に優秀な成績であった。特に3Dレンダリング性能は、Core i7-4770K搭載マシンの結果が746cbなので、約1.33倍にもなる。ゲーミングPCとしてはもちろん、OpenGL描画性能や3Dレンダリング性能も高いため、3D CGソフトや3D CADソフトを利用するためのマシンとしても最適だ。

CINEBENCH R15の結果

 さらに、実際のゲームでのパフォーマンスを計測するために、バイオハザード6 ベンチマーク」と「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」、「ドラゴンクエストX ベンチマーク」を実行した。バイオハザード6ベンチマークでは、1920×1080ドットの最高画質設定でも、11693という高いスコアを記録し、評価は最高ランクの「S」、「現在の設定で、とても快適な動作が見込めます」となった。また、ファイナルファンタジーも、結果は1920×1080ドット最高品質で11493、評価は「非常に快適」と、こちらも十分に余裕がある結果であった。

バイオハザード6の結果

ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編の結果

ドラゴンクエストXベンチマークの結果

 なお、本機は「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン Windows版 推奨パソコン」となっており、日本ヒューレット・パッカードの特設ページには「1280x720ドット 低品質」におけるベンチマーク3回による平均値として、「19810」(すごく快適)という結果が掲載されている。今回行なった同条件のベンチマークの結果は「19791」の「すごく快適」で、やはり特設ページの値とほぼ同じだ。

 さらに今回は、より高解像度かつ高品質なモードである「1920×1080ドット 最高品質」でもベンチを行なったが、こちらも値は「18612」で、評価は「すごく快適」となっている。最新のゲームでも、フルHD解像度の最高品質で快適に遊べるパフォーマンスを持っているといえるだろう。

 最後に「CrystalDiskMark 3.0.3a」を利用して、SSDとHDDの性能を計測してみた。SSDのシーケンシャルリードは426.6MB/s、シーケンシャルライトは192.4MB/s、512Kランダムリードは320.9MB/s、512Kランダムライトは190.7MB/sという結果になり、128GB SSDとしてはかなり高速であるといえる。また、HDDのシーケンシャルリードは183.9MB/s、シーケンシャルライトは181.4MB/s、512Kランダムリードは59.5MB/s、512Kランダムライトは101MB/sという結果で、こちらもHDDとしては高い性能である。

CrystalDiskMark 3.0.3aによるSSDの計測結果

CrystalDiskMark 3.0.3aによるHDDの計測結果

(次ページ、「最新ゲームを快適に遊べるゲーミングPCが欲しい人にお勧め」に続く)

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