サンディスクが都内で製品発表会を開き、超高速なUSBメモリーや世界最大容量のmicroSDXCカードの日本市場への投入を発表した。
USBメモリーは、最大260MB/秒の読取り速度と最大240MB/秒の書込み速度を実現したUSB 3.0対応の「サンディスク エクストリーム プロ USB3.0 フラッシュメモリー」を3月下旬から発売する。容量は128GBのみで、実売価格は2万円前後となる。
また、下位モデルとして「サンディスク エクストリーム USB3.0 フラッシュメモリー」シリーズを展開。16GB/32GB/64GBの3ラインナップを用意し、64GBモデルは最大245MB/秒の読取り速度と最大190MB/秒の書込み速度となっている。予想実売価格は16GBが3000円前後、32GBが4500円前後、64GBが8000円前後で、3月下旬から発売予定だ。
さらに、超小型サイズのUSB 2.0メモリー「サンディスク クルーザー フィット USB フラッシュメモリー」も同時に発売する。ラインナップは16GB/32GB/64GBで、予想実売価格はそれぞれ1500円前後/2500円前後/45000円前後となる。
「サンディスク ウルトラ プラス microSDXC UHS-I カード 128GB」は、128GBの容量を持つ世界最大容量のmicroSDXCカード。4月発売予定で、予想実売価格は3万5000円前後となる。
髪の毛1本よりも薄い、超薄型のダイを開発。これを16枚積層し、金のワイヤーで結合することで、128GBという大容量を実現した。
このほか参考製品として「サンディスク コネクト ワイヤレス」についても説明。無線LAN接続型の外付けストレージデバイスで、USBメモリーサイズの「ワイヤレス フラッシュドライブ」と、やや大きめ(といっても手のひらサイズ)の「ワイヤレス メディアドライブ」の2種類がある。
どちらもメモリーカードスロット(フラッシュドライブはmicroSDHC/microSDXC、メディアドライブはSD/SDHC/SDXC対応)を装備し、無線LANで接続したスマートフォンなどからアクセスできる。さらに、メディアドライブは32GBまたは64GBのメモリーも内蔵している。
スマートフォン用に専用アプリを用意しており、アプリからサンディスク コネクト ワイヤレスにアクセスして写真を見たり、動画を再生したり、各種ファイルをアップロード/ダウンロードしたりできる。
なお、今回はあくまで参考製品としての紹介で、日本での販売については未定とのことだ。
