ソフトブレーン・フィールドが1月下旬に実施した女性対象のアンケート調査によると、食品・飲料・日用品などの生活必需品を買うスタイルを尋ねたところ(複数回答)、「実際にお店に行き、自分で商品を持って帰る」がどの世代でも8割以上のトップとなった。
しかし、なんらかの形で宅配されるサービスを利用しているケースも多く、20代は「実際にお店に行き、商品は宅配してもらう」と「商品が定期的に家(あるいは近所)に宅配されるサービスを利用している」が20%となった。
30代以上は「実際にお店に行き、商品は宅配してもらう」ンおは10%未満であるものの、「商品が定期的に家(あるいは近所)に宅配されるサービスを利用している」と「ネットスーパー、ネット宅配で購入する」がいずれも2割以上の利用率を獲得。特にネットスーパー・ネット宅配は4人に1人の割合となった。60代以上は「実際にお店に行き、自分で商品を持って帰る」という割合が最も低い84.6%で、「商品が定期的に家(あるいは近所)に宅配されるサービスを利用している」は最も高い34.6%に及んだ。
ネットスーパー・ネット宅配は一定の利用率に上っていることから一般に着実に普及していることがうかがえる。特に60代以上になると商品を持って帰ることが身体的な負担となるためか、さまざまな買い物スタイルを活用してできる限り商品を自分で持ち帰る機会を減らしているようだ。